流れ星に導かれて、夜明けのモニュメントバレーへ

雄大なアメリカ大陸の自然を追ったスライドは、美しく、気高い空気を伝えてくれました。
雄大なアメリカ大陸の自然を追ったスライドは、美しく、気高い空気を伝えてくれました。

新潟県在住の写真家野沢恒雄さんのスライド上映会が、2006年1月20日、東京・神田のエコプラス事務局で開かれました。

新潟の美しい棚田の風景を撮り続けている野沢恒雄さんが、20日夜、東京・神田にあるエコプラスの事務局でスライド上映会を開きました。野沢さんにとっての227回目の上映会でした。

上映会の後、参加者のみなさんと話す野沢さん(中央)
上映会の後、参加者のみなさんと話す野沢さん(中央)

仕事帰りの会社員やエコプラスのボランティアなど10人以上が集まり、野沢さんが撮影してきた、米国インディアンの聖地とされるモニュメントバレーなどの光景や、エコクラブのヤップ島プロジェクトに参加した際の現地の写真、そして新潟の棚田の風景の3部作の映像を静かに上映してくれました。

「アメリカの撮影の際には、真っ暗な明け方に宿を抜け出して歩いて10数キロ先の原野に向かった。その時、頭の真上から前に向かって流れ星が2つ続き、それに導かれるようにして平原に入って、三脚をまるでやりのようにかつぎながら飛び回って撮影した」と、風景写真の道に入った時のエピソードを紹介しました。

会場には、野沢さんが新潟県庁と新潟大学の学生たちをつなぐ仕事をしていた際の相手方となった学生だった会社員らも登場。3年ぶりの再会を、懇親会になっても遅くまで話が続いたようです。