その後のフキノトウ

雪国の春の味覚として知られるフキノトウ。食卓に並ぶときのフキノトウは、実はつぼみなんです。

 花が咲いたフキノトウ(4月21日撮影)。
花が咲いたフキノトウ(4月21日撮影)。

 

 花が咲いた後さらに茎が伸びて、花だった部分には種のついた綿毛が開いています(5月9日撮影)。
花が咲いた後さらに茎が伸びて、花だった部分には種のついた綿毛が開いています(5月9日撮影)。

フキノトウ、漢字では「蕗の薹」と書きます。「薹」というのは、「花のつく茎がのび出たもの。花のつく台座」という意味だそうです(「広辞苑」より)。右の写真だけ見ると、茎が伸びてから花が咲く他の植物と見分けがつきませんね。
「食べ物」ではなく「花」だと思って見てみると、こんな花がお花屋さんにあってもいいかな…と思えてきます(私だけでしょうか?)。