すっかり苗は定着しました

棚田オーナーの田んぼ(手前)から、北東方向を望む。正面が八海山(1,778m)。
棚田オーナーの田んぼ(手前)から、北東方向を望む。正面が八海山(1,778m)。

田植えを終えたばかりの「オーナー田んぼ」、苗はすくすくと育っています
棚田オーナーのみなさんにご支援いただいた、栃窪地区の田んぼは、無事に田植えを終えて、稲がしっかりと育ち始めています。

田植えの後、その場所で根をしっかり張り始めることを「活着した」と農家の人は表現します。

今回使った、ポッド苗は、小さな植木鉢のようなくぼみに土と籾を入れて芽を出させ育てているので、そのまま抜き出すだけで、田んぼに植えることができます。

苗はポット式でしっかり育ててから植えたので、活着も早く風にも負けていません。
苗はポット式でしっかり育ててから植えたので、活着も早く風にも負けていません。

しかし効率がいい機械植えのためには、苗箱に籾を多数ばらまいて、根っこが絡み合った状態にした「マット苗」が使われます。

マット苗だと、機械がその根っこを引きちぎる形になるので、活着するまでには1週間から2週間もかかるのです。

なので、ポッド苗は植えたらすぐその場で育ち始めるので、勢いがいいのです。