6月3日。ざっと数えたオタマジャクシの数は50匹にもなりました。
3回にわたってお送りしました「モリアオガエル」の特集も今回で最後です。
アワアワがすっかり消え、卵も見えなくなり、水も濁ってきたことから、この後もとの場所へ帰ってもらいました。
農業の大型機械化に伴い、カエルの数は減っています。コンバインを田んぼに入れるためには田んぼをカチカチに乾かさなければならず、オタマジャクシがカエルにならないうちに水が抜かれてしまうのです。そうなると田んぼの生態系もこわれて、特定の生き物が増えたり減ったりする訳です。
身近に貴重な自然があふれている栃窪集落での生態系調査「とちくぼ生き物プロジェクト」では、こんなふうにすてきな生き物との出会いがあります。これからも乞うご期待!