「参加者の中には、極度のアレルギーやぜんそく、足の障害などさまざまな病気を抱える女性や、学校に合わずに軍に入った若者ら、いろんな人が集まっている。問題はあるけれども、こういう冒険には参加したいというのが英国の伝統」「参加者は日本円で80万円前後という参加費を、いろんな活動をしながら集めてくる」「指導者は、中心の数名以外は全員ボランティア。しかも参加費まで払って5週間の休みを取って手伝いにやってくる」などと、日本とは違ったアプローチでの体験活動の組み立て方を高野代表が説明しました。
報告会には、エコプラスのヤップ島プログラムに参加した大学生らから、大学で野外教育を教える日本一流の指導者ら多様な顔ぶれが集まりました。実際に高野代表と一緒にグリーンランドに行って、映画「地球交響曲第7番」の撮影をした龍村仁監督も姿を見せ「実に光景がすばらしい。来年公開の第7番にはいろいろこのグリーンランドの光景が出てくることになる」と語りました。