2013年7月6日〜7日、田んぼのイロハ講座の草刈り・草取り編が行われました。米作りの中で最も地味で、しかしもっとも重要な作業を体験し、参加者はお米のありがたさをあらためて知りました。
7月6日〜7日にかけて、イロハ田んぼでは草取り・草刈りが行われました。
あいにくのすっきりしない天気でしたが、無事にカマを使った畔の草刈りと、田んぼの中の草取りを終えることが出来ました。
参加者は初めて栃窪に来るご家族から草取り5回目となるベテランまで9名でした。中にはご自分で田んぼを始めたというご夫婦がおり、新潟のやり方を体験していかれました。カマを持っての草刈りは日ごろのストレス発散に最適で、無意識のうちに「この〜!」と気持ちがこもってしまうようです。
田んぼで育つお米にしっかりと栄養が行くようにする田んぼの草取りは米作りの中では最も地味で最も重要な仕事。最近は石鹸大の除草剤で雑草を殺すことも出来ますが、無農薬のイロハ田んぼでは昔ながらのやり方で雑草をとります。また、稲の中に入ってしまうカメムシがつかないように、畔の草を刈る作業も重労働ですが大事なお仕事です。
参加者からは「こんなに大変な作業があってお米が出来ていることをしりました」「お米のありがたみをあらためて感じました」という感想を聞きました。
栃窪では2週間後に畔の草刈りアート選手権が開催されます。苦役をアートに変えてしまうという試み、こちらも是非見に来てください。