2014年5月24日、南魚沼市栃窪集落で、山菜講座が開催されました。主に首都圏から集まった13名が、地元のエキスパートのもとで食べられる山菜や、調理方法などの生活の知恵を学びました。
2014年5月24日、すっきりと晴れた南魚沼市栃窪集落に首都圏や新潟市から13名が集まり、山菜について学びました。
地元のエキスパートから山菜の特徴や毒草の見分け方を教わり、集落の中の森で山菜を採りました。最初は他の草と見分けがつかなくても、慣れてくると山のアスパラと言われるシオデや、ミツバアケビのキノメ、アブラコゴミなどが目に入ってきます。栃窪の森の中には食べられる植物と毒のある植物が同じ場所に棲息しています。それらを見分ける知恵、生きていくための知恵に参加者は驚きます。
栃窪で暮らす人にとっては、農作業の帰り道に道端から採って帰るのが山菜、都会の人にとってはスーパーで買うのが山菜。同じ山菜ですが見る視点が全く違います。
お昼は地元のおかあさんたちの手作り山菜づくしランチでした。10種類以上の山菜料理が並ぶと圧巻!同じ山菜も何種類もの料理に変身します。山菜と地元のコシヒカリで満腹になってみなさん幸せそうでした。
普段の生活ではなかなか味わうことのできない自然の味と、山里の豊かさを感じられる1日になりました。