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雪国らしさ

雪のかべ、つらら・・・雪国らしくなりました。

雪のかべで仕切られているかのような、曲がり角から見た景色。
雪のかべで仕切られているかのような、曲がり角から見た景色。

集落センター周辺の雪のかべは、高さが180センチを超えました。曲がり角に立つと、道路が雪で仕切られた迷路のようにも見えてきます。
今日事務所に顔を出してくださった集落の方に言わせると「まだ特別に多くはない」とのこと。まだまだ冬はこれからです。

アケビのつる。秋のうす紫色の実に代わり、今はつららが下がっています。
アケビのつる。秋のうす紫色の実に代わり、今はつららが下がっています。

とある家では、屋根や外壁づたいにのびているアケビのつるから、いくつもつららが下がっていました。
いつ頃からかはよくわかりませんが、積もった雪が自然に落ちる、雪下ろしをしなくてもいい屋根が増えています。そういう屋根は、つららが下がっても、すぐに積もった雪と一緒に地面に落ちてしまい、大きくなりません。そのせいか、大きなつららが下がっていると少しわくわくします。

成長するつらら

つららが日に日に長く大きくなっています。

 角度が違うのでわかりにくいかもしれませんが、1階の窓までつららの先が伸びています。14日に撮影した角度からは、雪のカベでつららが見えなくなっています。
角度が違うのでわかりにくいかもしれませんが、1階の窓までつららの先が伸びています。14日に撮影した角度からは、雪のカベでつららが見えなくなっています。

14日にみなさんに見ていただいたつららの写真と比べてみて下さい。
昼、気温が上がり、つららの上にある屋根の雪がとけ、つららを伝ってポタポタとしずくになって落ちます。そのまま夜冷えて先に向かって長く凍り、どんどん長くなっていきます。
ちなみに漢字では「氷柱」と書きますが、屋根から下がるつららはとてもするどく、槍のようです。

つらら

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
栃窪のとあるお宅の屋根に、ズラリとつららが下がっていました。長いものは、よく見るとサッシより長いので1m20㎝以上と思われます。
10年ほど前からでしょうか。雪下ろしをしなくてもいいように、瓦をはいで、屋根に積もった雪が自然に落ちるようにする「自然落下」の家が増え始め、この頃ではほとんどの家がそのようにしています。そのため屋根に雪がなく、つららが下がる余地もなくなってしまったのでした。