2016年10月1〜2日に新潟県南魚沼市栃窪集落で休日農業講座「田んぼのイロハ」稲刈り編を行いました。
一時は青空も広がる中で、家族、会社員、学生らと稲刈りをしました。1日目は座学の予定でしたが、不安定な天候だったため晴れているうちに作業をしようということで、初日からの稲刈りとなりました。
今年の夏の高温で稲が伸びすぎ、そして8、9月の相次ぐ雨や台風などの影響で倒れてしまっている稲もありました。雨水を吸い込んだぬかるむ田んぼに苦闘しながらの作業で、2日間にわたる作業でも全体の4分の1程度が残ってしまいました。
作業後には青空のもと田んぼの横で、自然のおいしさがたくさんつまったお昼ごはんを食べました。
今年は暖冬の影響による5〜6月の水不足、8〜9月の雨や台風など、気候が不安定でした。農家のみなさんは悩みが多い1年でした。プログラム参加者にとって自然とともに生きるということ、自然の中でお米が採れるということ、がどのようなことかを学べた2日間になったと思います。
去る9月24日は、絶好の稲刈り日和となった。南魚沼市内で高野・大前が借りてコメを作っている無農薬田んぼでも、稲作指南役の山田孝太郎さんと共に、約3畝分のコシヒカリの手刈りによる稲刈りが行われた。
手伝いとして参加した事務局スタッフは10時半近くに田んぼに到着。高野・大前宅の近くの広場に車をとめて降りると、すぐ上の方から「来ないかと思ったよー。こっちだよ」と、高野の声がした。上越線の線路が通る小高い丘のふもとに高野らの家があり、田んぼはその中腹にあった。見上げると、彼女の傍らにはテレビで見たのと同じ映画の撮影陣がいた。「地球交響曲」の龍村仁監督とプロデューサーのゆかり夫人、撮影スタッフのみなさんだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「地球(ガイア)の声がきこえますか。」という呼びかけで始まる映画「地球交響曲」は、今この時代に、母なる星・地球の未来にとって示唆にあふれたメッセージをもつ人々をドキュメントしたオムニバス映画です。
地球上の様々な土地で、現代の常識にとらわれず、素晴らしい未来を築きつつある人達を訪ね、お話を聞きました。その珠玉のメッセージが、美しい自然の映像とハーモナイズして、あたかも一つの交響曲のように物語られていきます。
この映画「地球交響曲」では、地球上のあらゆる“いのち”が、地球という大きな“いのち”を形作っている、母なる星・地球がひとつの大きな美しい生命体であるとして描かれています。この地球環境を守る大切さを訴えかけている「母なる星・地球の映画」です。
(製作・配給:株式会社オンザロード ホームページより)
「地球交響曲」公式サイト
http://www.gaiasymphony.com/
龍村仁監督公式ブログ
http://jtatsumura.exblog.jp/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何を隠そう、その地球交響曲の最新作・第7番に高野孝子の出演が決定し、その撮影がこの田んぼで行われたのだ。太陽が雲に隠れる度に撮影を中断していたが、午前中と刈り終わる頃を主に撮影していたようだった。
午後には、ヤップ島プログラム1期生(当時高校生!)の中竹亜衣さんも八王子から登場し、プロデューサー自らほぼ一日稲刈りを手伝い、ほかの撮影メンバーも大活躍で、最大8名の力を借りて、午後4時半、ようやくハザカケまで終了した。
第7番は再来年完成予定。撮影は始まったばかり。乞うご期待!
For the sustainable and peaceful future