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自然をたっぷり味わったデイキャンプ

Enjoyed the summer nature in day-camps

 エコプラスは、この8月、新潟県南魚沼市で4つのデイキャンププログラムを実施しました。新型コロナの第7波の中で、せめて日帰りで自然を楽しんでもらおうと企画し、計39人の小中学生が、森の中や池、川で、たっぷり遊びました。

In this August, ECOPLUS organized four day-camp programs in Minamiuonuma, Niigata. Those were planned to provide opportunities to touch and feel the nature in this seventh wave of COVID-19. In total 39 elementary and junior high students experienced fun in the beech forest, in a pond and in a fresh stream.

 キャンプは、前半2回が同市五日町地区の天池キャンプ場、後半2回は清水地区の巻機山麓キャンプ場を舞台に実施しました。

 Earlier two camps were held at Amaike camping site in Itsukamachi area and later two were held at Makihata Ssnroku camping site in Shimuzu area.

 8月11、12日の天池キャンプ場では、前半に自然観察、後半がカヌー体験。キャンプ場裏手にある、ブナ林などを、地元の専門家深澤和基さんの案内で歩きました。深澤さんに用意していただいた地図付きの資料を見ながら歩くと、ブナだけでなく、いい香りがするクロモジや触るとかぶれるウルシなど、いろいろな植物を観察することが出来ました。地面を走り回るカナヘビを捕まえて観察することも出来ました。

On August 11 and 12, at Amaike site, we had nature observation in the morning and canoe class in the afternoon. The nature specialist, Mr. FUKAZAWA Kazuki kindly prepared observation note for each of participants. With the note, we walked through the forest with beech trees. Kids learned different types of plants, like, one has good smell called “Kuromoji,” or a poisonous one called “Urushi.” Tiny lizards were caught by participants and could be observed closely.

 8月18、19日の清水では、自然観察と沢遊びをしました。標高700mの巻機山麓は、周辺に人家もなく、自然そのもの。キャンプ場の広場には無数のアキアカネが舞い、バッタやチョウがいて、子どもたちは網を持って走り回りました。自分たちで削った棒にソーセージを刺して火にあぶり、ホットドックにしてお昼ご飯。午後は、沢に入って、山からの冷たい水の中で、楽しみました。最後には、村の人たちが昔から遊んだ、弓づくり。木の枝を曲げて弓にし、取ってきたススキの茎を矢にして飛ばしてみました。

On August 18 and 19, students experienced nature observation and stream walk. At the elevation of 700 meters without any houses around, the nature was so rich even in the camping area. Uncountable number of red dragonflies, many grasshoppers and butterflies filled the area. Children were running around with nets. For lunch, they sharpened sticks to grill sausages on fire. In the afternoon, they spent time in the stream with snow melted water from the Mt. Makihata. At the end, they played with traditional bow and arrows. The bow was made out of small branches and arrows were stems of pampas grass.

 いずれのプログラムでも、子どもたちは、もっと遊びたかった、虫取りを続けたかったと、名残惜しそうに帰って行きました。南魚沼市在住の子どもたちばかりでしたが、「住んでいるすぐそばに、こんな場所があるなんて知らなかった」と話し、自然に触れ合う機会を存分に楽しんでもらったようです。

In all four programs, children were heading back to home, saying like “Wanted to keep catching insects more.” Although all of those participants are from Minamiuonuma city, they did not have much of experiences playing in the nature. The programs looked like good opportunity to feel and touch to the natural environment.

754 カナダロッキーチャレンジの報告会に60人

会場は、参加者の家族や友人、プログラム後援者などで満員になりました。
会場は、参加者の家族や友人、プログラム後援者などで満員になりました。

今年8月後半にカナダのロッキー山脈で川下りや登山を行ったロッキーチャレンジの報告会が11月17日(土)、東京都新宿区の早稲田大学で開かれ、60人以上が集まりました。
2012年夏にエコプラスがカナダのアルバータ大学と共同で行った「カナダロッキーチャレンジ(CRC)」の報告会が、11月17日午後、早稲田大学本部キャンパスで行われました。

CRCでは、日本とカナダの大学生計18人が、豊かな自然が残るカナダロッキー山脈で、カヌーでの川下りや登山などで2週間の共同生活を送りました。

厳しい自然の中での活動と、日本とカナダの異なる文化の中での暮らしの様子が、ビデオや写真で次々紹介されました。

出来上がったばかりの報告書が配られ、鮮やかな写真などに大きな注目が集まりました。
出来上がったばかりの報告書が配られ、鮮やかな写真などに大きな注目が集まりました。

参加した日本の学生10人は、それぞれに印象に残ったことを報告。「カヌーがひっくり返って流された時には、本当に死ぬかと思った」「リーダーシップとは何かを考えることができた」「カヌーに座った低い位置からの自然の光景がすばらしかった」「星空がすごい」などの言葉が次々と出されました。

カナダロッキーチャレンジでは、旅行会社の株式会社エイチ・アイ・エス、サッカー日本代表前監督の岡田武史さんの強力な応援をいただき、早稲田大学の平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)が共催として加わって実現しました。