ヤップ島プログラムの20周年を記念して、ヤップの若者たちを招いて、日本の若者たちとともに持続可能な社会づくりを考える「ヤップ島青少年招へい事業」を行います。
エコプラスでは、1992年以来、ヤップ島プログラムをほぼ毎年実施し、日本とヤップの青少年がともに学び合う、体験学習活動を継続してきました。プログラムの満20年を記念して、ヤップ州から青少年を招き、日本の若者たちとともに開発が進んだ日本の姿を見ながら、持続可能な未来づくりを語り合います。
時期:2013年3月20日から30日
場所:首都圏および新潟県南魚沼市近辺
活動:新潟県ではヤップ島で体験できない雪のある世界を、首都圏では満開の桜に象徴される日本の春を体験します。経済開発が進んだ日本の現状を多面的にかつ体験的に、日本の若者とともに学びます。ヤップ島で大きな課題となっているゴミや水問題などを中心に、視察や話し合いをします。
招へい者:中学生から高校生までの10人ら大人の引率者を含め13人。
実施体制案:
主催 NPO法人エコプラス
共催 ヤップ州政府青少年局、各集落(マ、ルム、アリンゲル、カダイ、ルムング)
協賛 ユナイテッド航空、(株)シーボン、前田建設工業(株)、磯野不動産(株)
後援 ヤップ州政府、ミクロネシア連邦大使館、南魚沼市教育委員会、太平洋諸島地域研究所
協力 損保ジャパンちきゅうくらぶ、カンタービレこうじまち、パタゴニア日本支社、ヤップ島プログラム参加者や家族、濱はるみさん、櫻田秀美さん、大久保真美子さん
注:ミクロネシア連邦は日本の南に隣接し、なかでもヤップ州は最も日本に近い地域。人口約1万2千。太平洋の島々の中でも伝統を最も色濃く残すとされ、石のお金が今でも使われる島として知られる。日本統治時代の名残で日本語を使うお年寄りも残り、桃太郎さんがいまも歌い継がれる親日的な空気が残っている。一方で、週2便しかない航空路など制約も多く、豊かな自然・文化・伝統と、経済のバランスが課題となっている。