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インド・ラダック~守られた伝統社会・失われた伝統社会~

今回の国際シンポジウムで登壇予定だったインド・ラダックのタシ・アンチョックさんがご家族の事情で来日できなくなってしまいました。

シンポジウムでは、アンチョックさんを紹介いただいた写真家でノンフィクション作家の桃井和馬さんに、世界140カ国での紛争などの取材経験とあわせ、ラダックを舞台にしたグローバリゼーションと地域の状況を語っていただけることになりました。

美しい写真とともに、移り変わるラダックの様子を語っていただきます。21日の午後に登壇いただく予定です。

桃井さんの経歴は以下の通りです。

写真家、ノンフィクション作家  桜美林大学特任教授

1962年生まれ。これまで世界140カ国を取材。「紛争」「地球環境」「宗教」などを基軸に、独自の切り口で「文明論」を展開。第32回太陽賞受賞。主要著書に「もう、死なせない!」(フレーベル館)、「すべての生命(いのち)にであえてよかった」(日本キリスト教団出版局)、「妻と最期の十日間」集英社、「希望の大地」(岩波書店)、他多数。共著「3・11メルトダウン」(凱風社)、「東日本大震災ー写真家17人の視点」(朝日新聞出版)他多数。市民発電事業「一般財団法人 多摩循環型エネルギー協会」代表理事、「多摩グリーンライブセンター『がん哲学外来』カフェ」の運営にも関わる。

http://www.momoikazuma.com/

国際シンポジウム「グローバリゼーションと地域」・・・持続可能な社会の形成に向けた「場の教育」

1月21日と22日、東京都内で国際シンポジウム「グローバリゼーションと地域」・・・持続可能な社会の形成に向けた「場の教育」を開きます。

今回は、巨大化するグローバリズムと人々が暮らす地域の関係、さらにはデジタル化が進んで、情報があふれ、何でも知っているかのように思ってしまう状況の中で、いかに本質を見極め、地域と社会を築き上げていくのか。学びから民主主義までを議論する場として設定しました。

ブロンウィン・ヘイワードさん

子どもと環境と民主主義を考えるニュージーランドの政治学者、日本の古民家再生に人生をかけるドイツ人の建築家、世界の紛争地などを取材する日本人写真家が基調講演に登場します。子どもを自然の中で育む「森のようちえん」活動や、小規模農業による自給を目指す活動、さらには地域おこしに取り組む若者など、多彩な人々が集まる見込みです。ふるってご参加下さい。

日時、場所:
17年1月21日(土)立教大学池袋キャンパス8101教室ほか
22日(日)早稲田大学国際会議場ほか
特別ゲスト:
ブロンウィン・ヘイワードさん
(NZ在住、カンタベリー大学、政治学者)
カール・ベンクスさん
(日本在住、建築家)
桃井和馬さん
(写真家、ノンフィクション作家)

注:インド・ラダックから来日予定だったタシ・アンチョックさんは、ご家族の急病のために来日が出来なくなりました。

対象:グローバル化と地域、教育全般、地域づくりや農山村交流、民族や文化、持続可能な社会づくりなどに関心を持つ学生、市民、実践者、研究者
参加:無料

企画委員(順不同)
阿部治・立教大学教授
安藤聡彦・埼玉大学教授
板垣順平・神戸大学学術研究員
木俣美樹男・東京学芸大学名誉教授
佐々木豊志・くりこま高原自然学校代表
佐久間憲生・出羽三山の自然を守る会代表
豊田光世・新潟大学准教授
横山隆一・日本自然保護協会参事
高野孝子・早稲田大学教授・エコプラス代表理事

後援(予定):日本環境教育学会、日本野外教育学会、持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J)、日本環境教育フォーラム(JEEF)、森のようちえん全国ネットワーク
助成:地球環境基金
共催:立教大学ESD研究所、早稲田大学留学センター
主催・事務局:特定非営利活動法人ECOPLUS
101-0044東京都千代田区鍛冶町2-5-16-4階
03-5294-1441、1442(Fax) info@ecoplus.jp