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笑いと共感に包まれて・・・ヤップ島プログラムの報告会開催

Surrounded by smiles and empathy… Presentation session of Yap -Japan Cultural Exchange Program

 2025年3月に実施したヤップ島プログラムの報告会が、7月5日午後、東京都千代田区で開催されました。プログラムに参加した7人による手作りの報告会に、家族や知人、エコプラス関係者ら20人余が参加、数名がオンラインで見守りました。

A presenttion session for the Yap-Japan Cultural Exchange Program, conducted in March 2025, was held on the afternoon of July 5 in Chiyoda Ward, Tokyo. The session by the seven participants of the program, was attended by over 20 people, including family members, friends, and member of ECOPLUS, with some others watching online.

 報告会では、現地に滞在した11日間の毎日の模様を、参加者の1人が順番に発表する形式で始まりました。未明に到着して、現地の方のトラックの荷台に乗って高校の図書室の床で仮眠したこと、トイレやシャワーを村人と一緒に作ったこと、主食のタロイモを掘りに行って、背丈を越す大きな葉っぱに驚いたこと、ココヤシの実の中の果肉を削ってココナツミルクなどにして調理に使ったこと、サンゴ礁の海に出て透き通った海の中に無数の魚がいたことに驚いたなど、生き生きと毎日の暮らしの様子が、写真とともに紹介されました。

The meeting began with each participant presenting the daily activities of the 11-day stay on the island. They shared experiences such as arriving in Yap in the very early morning, resting briefly on the floor of school library, building toilets and showers together with villagers, digging up taro, the main staple food, and being surprised by the huge leaves of taros, grinding the coconut meat to make coconut milk for cooking, and being amazed by the countless fish in the crystal-clear waters in the lagoon. These vivid accounts of daily life were accompanied by photos.

 続いて、それぞれがプログラムを通じて感じたことを発表。潔癖症で空港の床に座ることも出来なかった自分が気がつけばヤップ島で地面に座ってランタンを囲んで食事をするようになったこと、日本に帰ってからも丸い形のものを見るとヤップにあった石のおカネ(石貨)だと思ってしまうことなど、それぞれが笑顔いっぱいになって話す内容に、会場はやさしい笑いに包まれました。

Next, each participant shared their feelings about the program. One participant, who had previously been so obsessed with cleanliness that he couldn’t even sit on the airport floor, shared how he came to sit on the ground on Yap Island, surrounding a small lantern, to eat meals. Another shared how, even after returning to Japan, he couldn’t help but recognize the round objects they saw as the stone money in Yap. The participants spoke with big smiles on their faces, and the venue was filled with warm laughter.

 報告会の参加者は、九州や長野、新潟など遠方からも、プログラム参加者のご家族、過去のプログラム参加者、エコプラスの関係者などが集まりました。

 次回のヤップ島プログラムは、現地との調整などがうまく進めば、来年3月にも実施する予定です。

Some audience members traveled from distant locations such as Kyushu, Nagano, and Niigata.

The next program is scheduled to take place in March of next year, provided that coordination with the local community goes smoothly.

豊かさとはなんだろうか? 

ヤップ島プログラム2024活動報告会 

報告:エコプラスインターン 佐藤勇輔 今瀬菜月

 今年3月に実施したヤップ島プログラムの報告会を、6月30日に東京都千代田区の神田公園区民館で行いました。プログラム参加者5名は家族や友人らの前で、ヤップ島での経験や感じたことを思い思いに話しました。 

 まず、プログラム参加者はヤップ島の基礎知識をクイズ形式にて紹介しました。私たちに特に印象に残ったものは、ヤップ島で使われている言語についてです。ヤップ島ではヤップ語が使われていますが、日本語由来の言葉が多くあります。クイズの解説を通して、その背景にはかつて日本に統治されていたという歴史があるということを知りました。そのような背景を持つ中で、ヤップ島の方々はプログラム参加者を歓迎してくれたそうです。

 次にプログラム参加者がヤップ島で学んだことを紹介しました。

 1つ目はヤップ島での暮らしの知恵です。ヤップ島の住民はヤシを食料だけでなく、寝床やまな板としても利用していました。プログラム参加者は、このような暮らしの知恵に触れ、ひとつのものを複数の用途で利用していることに感銘を受け、ひとつものをひとつの用途で用いる日本での暮らしとの違いを感じていました。

 2つ目は地球環境です。ヤップ島では海面上昇・干ばつなど、地球温暖化の影響をダイレクトに受けていたとプログラム参加者は話していました。現地の方々は、ヤップ島に生息するニッパヤシを海面上昇から守るために、植林をするなどの対策を取っていたようです。また、干ばつで川が枯れ、新たに井戸を掘らなければならないという状況にも陥っていました。日本ではその影響を感じることはほとんどありませんが、プログラム参加者はこのプログラムを通して環境問題への意識が高まったようです。

 3つ目はグローバル化の影響を受けるヤップ島です。ヤップ島の近くで生息しているシャコガイなどは、周辺のグアムで高く売ることができ、過剰採取されています。現地では、その対策として禁漁区を設けて持続的な管理を図っています。また、外国から合成洗剤を輸入するようになりました。しかし、下水処理施設が整備されていないヤップ島ではそのまま土壌に流している現状です。その土壌は食料を育てているものであり、食料が化学物質に汚染されている可能性があります。プログラム参加者は、このようなグローバルによる影響を危惧していました。 

 最後に、会場にいる全員が4~5名のグループに分かれて「あなたにとって豊かさとは何か」をテーマに話し合いました。日本ではモノが溢れている豊かさ、ヤップでは自然と共存する豊かさを踏まえたうえで、豊かさについて考えるきっかけになりました。 

なごやかにヤップ島プログラムの報告会

 ヤップ島プログラムの報告会が、2019年12月7日午後2時から5時まで、東京都千代田区の神田公園区民会館で開かれました。今年のプログラムに参加した9人のうちの8人のほか、これまでのプログラム参加者や家族知人など計25人が、ヤップでの体験とそれを通して見つけた大切なものについて語り合いました。

 会場では、できたばかりの報告書が一人ひとりに配られ、みんなは関連するページをたぐりながら、今年の参加者の報告を聞きました。

 最初に、参加者たちがそれぞれの自己紹介を短くしたあと、ヤップ島での活動内容を、写真をふんだんに使って説明しました。今年の滞在先である、タミル地区のマ村の美しい海岸沿いのメンズハウスで、火を起こし、魚をさばき、ココヤシの実の果肉を削り、パンの実やタロイモを調理したこと。大きなヤシの葉っぱでマットやバッグを編んで使ったこと。地元の人たちがシャコガイの再生を目指して増殖活動をしていること。きれいな朝焼けを見たこと。現地のことがよく分かる発表でした。

 後半は、参加者それぞれが、プログラムを通して感じた自分自身の変化を報告しました。多くの参加者が、以前は「自分自身に自信が持てなかった」「他人に左右されやすい」「回りの目を気にしすぎる」などと話し、ヤップ島での体験を経た今は「自分で考え選択出来るようになった」「自分の意見が言えるようになった」「自信がついた」「自分を好きになった」などと、自分自身への肯定的な言葉が相次ぎました。

 現地で気付いたこととして、「幸せというものは、シンプルなもの」「幸せは身の回りにある」「人の愛のあたたかさ」「自然の中で暮らす心地よさ」「本当の豊かさは、日々の暮らしの中にある」などがあげられました。

 このヤップ島プログラムは、4、5月の説明会から始まり、事前打ち合わせ、事前キャンプ、素潜り講習会、食料計画作りを重ねて、8月の本番、帰国してからのふりかえりと報告書作り、そして報告会と、半年にわたって続きます。その中で、当たり前だと思っていた日々をふり返り、ヤップ島の小さな村の暮らしにどっぷりとひたり、日本に戻って再度自分たちの暮らしを見直すというプロセスです。その中で、最後は自分自身の生き方を問い直す作業にたどり着いたことがよく分かる発表会でした。

 来年度も、8月後半の2週間近くにわたってヤップ島プログラムを実施する予定です。興味関心のある方は、いまからでもinfo@ecoclub.orgあてにご連絡下さい。プログラムの準備状況やヤップ島の近況報告などをお知らせします。

ヤップ島プログラムの報告会が開かれました Reporting Session of Yap 2018 was held in Tokyo

ヤップにいた時の姿になって報告する参加者。Students wore clothes which they used in Yap.
 2018年12月1日土曜日の午後2時から、東京都千代田区の神田橋区民会館で、ヤップ島プログラム2018の報告会が開かれました。
 プログラムに参加した9人のうち、海外遠征や学業などで都合がつかなかった2人を除く7人が、家族や友人ら約30人を前に、体験を語りました。

On December 1, at a community center in Chiyoda, Tokyo, the reporting session of Yap-Japan cultural exchange program was held. Among nine participants of the program, excluding two who are in an expedition in Costa-Rica and in busy study before exams, seven university and high school students were gathered in front of family members and friend, in total of close to 30.

During the session, the word, “Love”, was repeatedly mentioned. “I was strongly held by armes when I was slipped over the floor”, “The family made me local medicine when I got sick at home-stay period”, and other stories were told. In Japan, those students are surrounded by smart phones and convenience stores. For such spoiled life, direct communications seeing each other in Yap was so impressive.

スライドを使って現地の様子を報告、Showing slides, each participants told their deep experiences in Yap.
 一人ひとりがそれぞれの感想を語る場面では、「愛」という言葉が繰り返されました。
 滑って転んだ時に、大丈夫かと心配されてぎゅっと抱きしめられた、雨の中で作業中に大きな声で歌が始まった、ホームステイ先で体調を崩した時に地元の薬草を煎じてくれた、など現地のみなさんの力強い思いやりに、強く心を打たれたようでした。
 日ごろは、スマホとコンビニにくっついて、画面越しのコミュニケーションに追われている若者たちが、目を見つめあっての意思疎通に、強く感動したようでした。

 参加した大学生高校生たちが、生き生きとヤップ島での思い出を語る姿に、家族たちからは「本当に、楽しかったみたいです」「いい仲間が出来たみたいで」と話していました。

おしゃべりは事務所に戻っても続きました。Chatting was continued until mid night at the office of ECOPLUS
 遠く高知県や大阪府から駆けつけた参加者もいて、報告会の後は、二次会、三次会、終電である一人のアパートに戻って、さらに話が続き、翌日は一緒にディズニーランドと、離れがたい時間だったようです。

 ヤップ島プログラムは、終わってからが味が出てくる、ということに気付き始めたみなさんでした。
Family members told that “I believe surely that they had very significant experiences in Yap”, or “He had so exciting days, I am feeling” after hearing their presentations.

Some participants came from far away, like Kochi or Osaka. They kept talking just before the final train and the day after, many of those spent fun time at Tokyo Disney Land together. They did not want to be separated again. They look like understanding that the real program would begin after the whole activities in Yap.

We really appreciate strong support of people in Dechmur village and Yap island.

ヤップ島での体験を語ります・・・12月1日(土)ヤップ島プログラム報告会

ホームステイ先は、大きな木の下の家
 人々が自然と調和しながら暮らしているヤップ島に、9人の高校生・大学生が、使い慣れたスマホを置いて出かけました。
 ヤップのシンプルな暮らしの中での12日間、「幸せとは何か」「豊かさとは何か」を考えてきました。
 その参加者手作りの報告会が、12月1日14時〜16時半の予定で開催されます。ぜひご参加いただければと思います。

【日時】12月1日(土)14:00~16:30
【場所】神田公園区民会館4階洋室A
    東京都千代田区神田司町2-2
     神田駅、淡路町駅、小川町駅から、いずれも徒歩5分

ヤシの実の殻などを使って調理する
【プログラム概要】
 ヤップ島の紹介、プログラムを通じて感じ、考えたことの発表
 報告会参加者とのトークセッション

【登録方法】以下のURLよりアクセスし、必要事項をご記入ください。なお、当日参加も可能ですが、報告書などの配布を予定しておりますので、事前のご登録をお願い致します。
ヤップ報告会参加申し込みフォーム

【その他】持ち物 : マイコップ(飲み物を準備する予定です。ゴミ削減のためご持参ください)
【参加費】無料

【懇親会】17:30ごろから約2時間、神田駅周辺で会費制の

懇親会を予定しております。参加を希望される方は上記フォームにて「希望する」ボタンを押してください。

2016年ヤップ島プログラムの報告会が開かれました

報告会終了後の集合写真。参加者が手にしているのは、同行したスタッフが手織りした木綿の布を使った修了証です。
報告会終了後の集合写真。参加者が手にしているのは、同行したスタッフが手織りした木綿の布を使った修了証です。

2016年のヤップ島プログラムの報告会が、11月13日午後、東京都千代田区の神田公園区民館で開かれ、参加者や家族、知人、関係者ら20数人が、現地の自然や暮らしだけでなく、自分自身の生き方を一緒に考える機会となりました。

午後2時前からの報告会では、前半に全体的な活動報告、後半はそれぞれがどのように感じたのかを報告する形で進行しました。

ヤップでの毎日の料理の報告。鍋いっぱいのカニ料理も。
ヤップでの毎日の料理の報告。鍋いっぱいのカニ料理も。

活動報告では、ヤップ島の場所、自然、海の様子、魚取りやカニのさばき方、毎日の食事や、ヤシの使い方、日本との関係などが幅広く紹介されました。中でも現地の暮らしを象徴するヤシについては、実は青いうちはジュースになり、乾燥してくるとジュース分が固まった胚乳を削ってココナツミルクにして料理に使うなどの使い方が、イラストなどを使って分かりやすく説明されました。

個人報告では、ほとんどの参加者が現地の人たちの優しさや、島の暮らしの豊かさをあげ、心の深いところでの感動を受けたことが伝わってきました。

「星空の美しさと、ホームステイをさせてもらった家族の優しさに感動した」

「人と自然の近さ、人と人のつながりの深さを感じた」

「時計にしばられない暮らし方。日本にも世界にも広がればいい」

「日本では見えなくなっているけれど、食料ひとつをとっても、どこかでだれかに私たちは支えられている、ということを改めて感じた」

現地の環境問題や社会のあり方にも視点が広がっていきました。

「海沿いの家庭に滞在させてもらったとき、自分のシャンプーの混ざった水、洗剤が混じった洗濯水がそのまま海に流れ込んでいくのを見た。日本でもどこかで起きているはずのことが、ヤップでは目の前で起きていた」

島の中心部にあるゴミ処分場。多くのゴミが山積みされている。
島の中心部にあるゴミ処分場。多くのゴミが山積みされている。

「ダンプサイト(ゴミ処理場)を見学したとき、驚く、それに対して何もできない自分の無力さを感じた」

「伝統的なグラススカート(草や樹木の皮の繊維でできている)を作れる人が集落に1人だけになっていた」

「今回現地ではスマホやカメラを使わないとみんなで決めた。画面越しではなく、目の前のことに本気で向き合う生活はよかった。絵を描き、日記をいっぱい書いた。これからも五感を使って目の前のことに向き合っていきたい」

弁論大会や部活動の試合で出席できなかった参加者たちからの発表も、他の参加者が代読する形で報告されました。

それぞれの参加者にとって、これからの人生に残る、大事な宝物になったことが感じられる報告会でした。

ヤップ島プログラムの報告会 11月13日(日曜)に東京・神田で

カッファール(こんにちは)!!
私たち学生11人は、今年の8月にヤップ島プログラム2016に参加してきました!
◎2016年8月16日から28日までの現地11泊12日の日程で、ヤップ島中部のルム村に滞在しました。12日間の滞在で私たちが感じたヤップの魅力、体験したヤップの文化、見てきた深刻になりつつある環境問題、そして感じた本当の豊かさについて….。
これらのことを伝えさせていただければと思います。後半にはみなさんと一緒にディスカッションする時間も設けております。
  ===開催概要===
日時: 11月13日(日) 13:50〜16:30
会場: 千代田区神田公園区民館4階 洋室A
費用:なし
  ===当日の流れ===

13:30 受付開始

13:50 報告会開始
            -自己紹介
            -活動報告
           (Break time )
            -個人感想
            -グループごとのディスカッション
            -ヤップ島クイズ
16:30 報告会終了
※希望者は懇親会にもご参加ください。
◎【参加方法】
◎過去のプログラム参加者の方も、これからヤップ島に行ってみたいなぁと思っていらっしゃる方も、単にミクロネシアや環境問題に興味のある方も、心よりお待ちしております♪カンマガール(ありがとう)。

2013年ヤップ島報告会in南魚沼はあたたかい時間に

東京と南魚沼から集まったメッセージ
東京と南魚沼から集まったメッセージ

2013年12月1日、ヤップ島プログラムの報告会が新潟県南魚沼市で開催されました。地元高校生参加者が企画し、多くの人に支え

られて実現した報告会は、笑い声やあたたかい想いなどにあふれた暖かい空間となりました。
ヤップ島プログラム2013に南魚沼市から参加したのは高校3年

スーパー高校生のご両人
スーパー高校生のご両人

生の松原くんと2年生の岡村さん。会場となった南魚沼市民会館にはおふたりのご家族や親戚、知人、南魚沼市教育委員会や1月のヤップ招へいプロジェクトのホストファミリーなど12人が集まりました。

報告会の詳細は以下からどうぞ。
http://www.ecoclub.org/showart.php?lang=ja&genre=10&aid=561

2013年ヤップ島プログラムの報告会が開かれました

家族や友人らを前に、最後のまとめをのべる今年のヤップ島プログラムの参加者たち。
家族や友人らを前に、最後のまとめをのべる今年のヤップ島プログラムの参加者たち。

2013年11月17日に東京都千代田区の神田公園公民館でヤップ島プログラム2013の報告会が開かれ、集まった50人近い学生や社会人を相手に、今年の参加者12人がアイデアいっぱいの発表を繰り広げました。

今年のヤップ島プログラムに参加した若者12人が、遠くは大阪や新潟からも集まって、にぎやかな報告会を開きました。

寸劇仕立ての報告も行われ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
寸劇仕立ての報告も行われ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

ヤップ島でのプログラムから2カ月半、事前の説明会からは半年という長丁場のプログラムですが、若者達は確実に何かをつかんで大きく頼もしくなっていました。

詳しくは以下でどうぞ。
http://www.ecoclub.org/showart.php?lang=ja&genre=10&aid=558

754 カナダロッキーチャレンジの報告会に60人

会場は、参加者の家族や友人、プログラム後援者などで満員になりました。
会場は、参加者の家族や友人、プログラム後援者などで満員になりました。

今年8月後半にカナダのロッキー山脈で川下りや登山を行ったロッキーチャレンジの報告会が11月17日(土)、東京都新宿区の早稲田大学で開かれ、60人以上が集まりました。
2012年夏にエコプラスがカナダのアルバータ大学と共同で行った「カナダロッキーチャレンジ(CRC)」の報告会が、11月17日午後、早稲田大学本部キャンパスで行われました。

CRCでは、日本とカナダの大学生計18人が、豊かな自然が残るカナダロッキー山脈で、カヌーでの川下りや登山などで2週間の共同生活を送りました。

厳しい自然の中での活動と、日本とカナダの異なる文化の中での暮らしの様子が、ビデオや写真で次々紹介されました。

出来上がったばかりの報告書が配られ、鮮やかな写真などに大きな注目が集まりました。
出来上がったばかりの報告書が配られ、鮮やかな写真などに大きな注目が集まりました。

参加した日本の学生10人は、それぞれに印象に残ったことを報告。「カヌーがひっくり返って流された時には、本当に死ぬかと思った」「リーダーシップとは何かを考えることができた」「カヌーに座った低い位置からの自然の光景がすばらしかった」「星空がすごい」などの言葉が次々と出されました。

カナダロッキーチャレンジでは、旅行会社の株式会社エイチ・アイ・エス、サッカー日本代表前監督の岡田武史さんの強力な応援をいただき、早稲田大学の平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)が共催として加わって実現しました。