「山伏」タグアーカイブ

子どもキャンプの写真アルバム

仲間と一緒だからできた、夏キャンプ

珍しい野生のショウブの群落
珍しい野生のショウブの群落

「星空の下で、夜中しゃべっていたのが楽しかった」
「山伏が、歴史の中で生き残ったのがすごい。もっと日本の歴史を学ぼうと思った」
2016年8月4日から7日の3泊4日、小4から中2の男女10人が、南魚沼市清水集落の河原を拠点に、生活や活動を共にしました。南魚沼市と十日町から三人の参加、名古屋のほか、茨城や埼玉など関東方面から集まりました。
スタッフは主に大学生たち。一緒に遊びつつ、時には厳しいコメントが入ります。清水集落の人たちも送迎や沢登りの指導、お話をしてくれたり、新鮮な野菜の差し入れ、神事の際に準備から子どもたちを混ぜていただくなど、お世話になりました。

このキャンプでは、それぞれが暮らしの上での役割を持ち、自分たちで考えて判断して実行することが原則。うまくいかないことがあれば、そこから学び、次につなげます。
初日は河原で生活の場作り。どこで暮らそうと、人間が必要なものは同じ、というメッセージの元、テントを立て、水場を確認し、かまどやトイレを作りました。これまで参加したことがある人たちが健闘しましたが、半ば湿った薪でご飯を炊くのは苦労しました。米が硬く、味付けがいまいちだったということでしたが、これは翌日、おいしい朝食を作ることにつながりました。

山伏さんが集って来た・・・

集落センターの外に山伏さんが大集合!!いったい何が始まるのでしょう?

 車に乗って町の方からどんどんやって来る山伏さん(ちょっとイメージが…)、総勢約10人。
車に乗って町の方からどんどんやって来る山伏さん(ちょっとイメージが…)、総勢約10人。

今日はさらに山へ登って護摩を焚いた後、集落内を托鉢して回られるそうです。今日が何かの行事なのかは伺いそびれてしまいました。
山伏さんによると、この栃窪集落は「修験宗(しゅげんしゅう)」の方が多いそうです。「それがどんな宗派なのか、何が祀られているかっていうと、話し出したら1時間以上かかっちゃうからね〜」とのことです。まだそこまで質問してはいなかったのですが…気のきいた山伏さんたちなのでした。