緊張もほぐれ、良い雰囲気のなか始まった二日目。
昨晩はよく眠れたのか皆の表情もやわらかい。
まず向かった杉並清掃工場では概要ビデオを見たあと工場見学へ。
巨大なクレーンがゴミを焼却炉へと入れている様子は、ヤップの子どもたちに大きな衝撃だったようでした。ゴミを減らす取り組みについても聞き、身の回りのことで何ができるかなどをディスカッションする材料となっていました。
午後のクルージングは隅田川から東京湾へと下るルートで、お台場などの埋め立て地の見学でした。ゴミを埋め立ててつくったアンナチュラルな土地があることにみんな驚きの表情。でもこのストレンジカラーの海がヤップの海とつながっていると話すと…神妙そうな顔で考える子や「ヤップの海はきれいだし、日本人が汚くしてるんだよ」と言い放つ子ども、様々でしたが考えるいいきっかけにはなっていました。
最後はスーパーマーケットでヤップと日本の違い探し。魚が包装されてることやすでに調理されたものが売られていること、たくさんの気付きがありました。
夜のミーティングでのシェアリングを通して考えを深めることで、明日以降の活動や意識の持ち方が少しでも良い方向に変わればいいなと思います。
(記録:栗林瞭)