水芭蕉が咲き始めました。
今日の栃窪はくもり空です。事務所の窓の外にある温度計で午前9時半の気温が11℃、とても暖かく感じます。
集落内に、民家と民家の間にガマなどが生える湿地があります。雪がとけて来て、何か生えて来たと思っていたら、水芭蕉でした。
まわりにはまだ積雪が40-50㎝ある中で、けなげに咲いています。
ちなみに、昨年は4月15日の日誌に登場していました。
http://tappo.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=6&aid=542
水芭蕉(ミズバショウ)が、とあるお宅の池につながる水路に咲いてました。
「なつがく〜れば おもいだす〜♪」……あれっそう言えば「夏」?
水芭蕉は4月から5月に湿地で咲きます。栃窪的には少し早めの開花です。
一見白いところが花の様に見えますが実は葉の変形したもので、中の芯のようなものに数十から数百の小さな花が集まっています。
水芭蕉は「夏の思い出」の歌のとおり、何といっても尾瀬沼が有名ですね。広辞苑でも季節は「夏」とありました。
でも実際にはこのとおり今の時期に咲いていますし、俳句の季題便覧では「春4月」とあります。不思議に思って少し調べたところ、尾瀬沼のような高地では融雪後の5月から7月にかけて咲くのだそうです。なるほど…
*水芭蕉 心の俳句*
水芭蕉せゝらぐ雪解水に咲く 高浜年尾
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