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2008年度「田んぼのイロハ」第1回報告

TAPPOの休日農業講座「田んぼのイロハ」の2年目第1回が、2008年5月24-25日の週末に、新潟県南魚沼市栃窪集落行われました。
2008年5月24日(土)-25日(日)、休日農業講座「田んぼのイロハ」第1回が、総勢約40名が参加して行われました。

今回は「田植え」がテーマ。首都圏や新潟市内など地区外から会社員や家族連れ、シニア世代が参加し、一本づつ手作業で植えていきました。

「自分で植えた苗は、自分の子どものようにかわいらしく、いとおしく思える。また、成長を見に来なくっちゃ」と参加者。たった2日間の講座ですが、参加者それぞれ、様々な発見や視点を得たようです。

1日目は、地元の農業法人「とちくぼパノラマ農産」の笛木晶さんを講師に、苗を育て方についての座学。イロハ田んぼで使う「ポット苗」と、一般に田植機を使って植える時に使う「マット苗」を実際にみせてもらい、根の張り方の違いに驚きました。また、普通のお米がどんなに農薬漬けなのかを知り、「農業の実際」を垣間見ました。

予めつけられた印に合わせて、1人で数列ずつ、ひとつひとつ苗を手で植えて、前進していきました。
予めつけられた印に合わせて、1人で数列ずつ、ひとつひとつ苗を手で植えて、前進していきました。

2日目は、いよいよ田植え。栃窪集落から9人のベテランと10人の子どもたちが指導と応援に駆けつけてくれました。

裸足で土の中に入ります。ねっちょっりとして、冷たそうで、たくさんの虫がいる土。勇気を出して踏み込んでみると、土の中はあったかくて、気持ちよいのです。

普段のコンクリートの上を靴で歩く生活で鈍った、足の裏の感覚が甦ってきます。始めは、ぐちゃぐちゃの土の中に入るのを嫌がっていた東京から来た小学生の女の子も、最後にはなかなか土から上がろうとしませんでした。

「見るのとやるのでは全く違う」同じ姿勢での単調な作業は見ているよりずっと大変です。「食べる」ということの有り難さが身にしみる体験となりました。

苗は片手で握れる程度の束にしてわらでしばっておきます。端を引っ張れば簡単に取れる結び方を、地元の方に教わりました。
苗は片手で握れる程度の束にしてわらでしばっておきます。端を引っ張れば簡単に取れる結び方を、地元の方に教わりました。

そして何より、地元の方が暮らしの中で積み上げていた技や知恵を教わながら、地元の方と一緒になって行う作業や交流が、参加者の心に残ったようです。

人との関わり合いがあるからこそ、「奥深さ」を知ることができ大きな学びの場となるようです。「イロハ」は、単なる農業体験の場ではないのだと感じました。これからも楽しみです!

トラクターに乗っているのは・・・

イロハ田んぼの下の方にある田んぼでは、代掻きが行われていました。
イロハ田んぼの様子を取材にいったところ、下では代掻きをやっていると晶さん。
早速、見に行ってきました。

代掻きは、田んぼの土を平にする作業。
ちゃんと土を平らにできるか出来ないかで、除草剤の効きが変わるそう。収穫から遠くて、草の生え始めの時に、一度だけ播く除草剤。上手く播ければ草取りが楽になるので、代掻きはとても重要な作業となります。

トラクターに乗っているのは・・・茂野さんです!
トラクターに乗っているのは・・・茂野さんです!

そんな作業に、茂野さんが挑戦!
1周目はかずおさんの補助付きでいたが、2周目は1人で。
以前の職場で鍛えた腕前を発揮!というところでしょうか。

熟練すると、トラクターの微妙な揺れの違いなんかで、低いか高いかが分かるそうです。

日曜日の田植えに向けて(2)

今週の日曜日5月25日の「田んぼのイロハ第1回」での田植えにむけて、昨日、田起こしが行われました。

田起こしする前、肥料を播き終わった田んぼの土の様子
田起こしする前、肥料を播き終わった田んぼの土の様子

 

トラクターを使って田起こし中
トラクターを使って田起こし中

肥料まきが終わったら、トラクター登場。
田起こしです。
カピカピだった土が耕されて、ふんわりなりました。

田起こしが終わると、田んぼに水が入れられました。

日曜日の田植えに向けて(1)

魚肉を使った有機肥料。価格は化学肥料の5倍。20kを7袋播きます。
魚肉を使った有機肥料。価格は化学肥料の5倍。20kを7袋播きます。

今週の日曜日5月25日の「田んぼのイロハ第1回」での田植えにむけて、昨日、肥料まきが行われました。

5月20日朝から雨があがった昼過ぎ、パノラマ農産の笛木晶さんから事務局へ「イロハ田んぼに来い」との電話が入りました。
行ってみると、イロハ田んぼに肥料を播くとのこと。
肥料は、直径4ミリ、高さ2ミリの円柱状のもの。ドックフードみたいな匂い。魚肉を使った有機肥料。

http://www.taiseinozai.co.jp/welcome.html
田んぼを十数往復して、肥料を播き完了。

この次は・・・

一袋分の肥料がつまった背中の赤いバック。下から出ている筒から肥料が出てきます。
一袋分の肥料がつまった背中の赤いバック。下から出ている筒から肥料が出てきます。

田植えシーズン到来!

春の遅い栃窪でも稲の苗が育ち、早いところでは田植えが始まりました。

 

 この写真は4月15日の田んぼの様子です。これから木で枠を囲ってビニールのシートを張り、稲の苗用のプールを作るところ、という写真です。
この写真は4月15日の田んぼの様子です。これから木で枠を囲ってビニールのシートを張り、稲の苗用のプールを作るところ、という写真です。

 

 そしてこちらが今月2日の同じ田んぼの様子。苗箱に蒔かれた籾がプールの中で芽を出しています。
そしてこちらが今月2日の同じ田んぼの様子。苗箱に蒔かれた籾がプールの中で芽を出しています。

この苗が、今月24日−25日に行われる「田んぼのイロハ」の田植えで使われます。しっかり育って、今年もおいしいお米が収穫できますように…

白くない雪

真っ白だった雪は、この時期になると黄砂や花粉で白くなくなります。
真っ白だった雪は、この時期になると黄砂や花粉で白くなくなります。

雪融けの進むこの季節。スノータイヤをノーマルに変えたり、すこしずつ足もとの植物の緑が見える様になって来たり。春を感じるだけで楽しい気持ちになります。
田んぼのあぜなど高低差のある部分は、流されて来る砂ぼこりが固まって、地図の等高線のような模様ができます。地層の様でもあります。
真っ白だったことを思うとあまりきれいではない気もしますが、これはこれでおもしろいものです。

続・あの田んぼは今…

夕暮れのイロハ田んぼです。最近雪融けを促すための「雪起こし」をしたところです。
夕暮れのイロハ田んぼです。最近雪融けを促すための「雪起こし」をしたところです。

まだまだ積雪は1メートルから多いとろで2メートル以上ありますが、春の陽射しを感じられるようになりました。

今頃になると、田んぼの上の雪は上の写真のようところどころボコボコ掘り起こされたりしています。
昔いろりがあった頃は、冬の間にたまった灰を、おじいちゃんが雪の上にまいていました(別におじいちゃんと決まっている訳ではないのですが、たいていおじいちゃん)。こうすると掘り起こさなくても灰色のところだけ早く雪が融けるんですね。たまった灰も無駄にならない訳です。この灰はこれから出て来る山菜の灰汁抜きにも大活躍!昔の人の知恵にただただ脱帽です。

積もった雪の壁の下からは、雪融け水のしずくが絶え間なくぽたぽたと落ちています。道路の脇ところどころに、この時期限定の小さな川ができています。
積もった雪の壁の下からは、雪融け水のしずくが絶え間なくぽたぽたと落ちています。道路の脇ところどころに、この時期限定の小さな川ができています。