栃窪でも桜や水仙など春の花々が咲き、「春が来たね〜」とほのぼの感じる今日この頃です。
今日は晴れて気温も19度とあたたかです。
桜と雪の残る山々とを撮りたいと思い、集落の方に栃窪の桜事情を伺ったところ、木の上の方は「うそ」という鳥が花を食べてしまうので、枝全体が満開の木はあまりないのだそうです。…本当です。
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花の便り
水芭蕉(ミズバショウ)が、とあるお宅の池につながる水路に咲いてました。

水芭蕉は4月から5月に湿地で咲きます。栃窪的には少し早めの開花です。
一見白いところが花の様に見えますが実は葉の変形したもので、中の芯のようなものに数十から数百の小さな花が集まっています。
水芭蕉は「夏の思い出」の歌のとおり、何といっても尾瀬沼が有名ですね。広辞苑でも季節は「夏」とありました。
でも実際にはこのとおり今の時期に咲いていますし、俳句の季題便覧では「春4月」とあります。不思議に思って少し調べたところ、尾瀬沼のような高地では融雪後の5月から7月にかけて咲くのだそうです。なるほど…
*水芭蕉 心の俳句*
水芭蕉せゝらぐ雪解水に咲く 高浜年尾