第8回みなと環境リーダー養成講座

終了証を授与していただいた後、武井雅昭区長(前列中央)を囲み、受講生全員で集合写真を撮りました
終了証を授与していただいた後、武井雅昭区長(前列中央)を囲み、受講生全員で集合写真を撮りました

7月20日、終了式と第8回講座が開催されました。終了式には武井雅昭区長が参加。8回講座は総合ナビゲーターの高野孝子。テーマは「環境行動のプランニング」

8回の講座を終了し、みなと区民環境リーダーとなられたのは17名。彼らが今後どのように活躍されていくか非常に楽しみです。

武井雅昭区長もその挨拶で、今回の第1期のみなと区民環境リーダーの今後の活躍に期待していますと話しをされていました。
また、残念ながら講座を終了できなかった方にも、チャンスが。来年受講できなかった内容の講座を受けていただくことで終了の資格が与えられることになりました。
終了式後に行われた8回目の講座は、これまで7回の講座の振り返りから始めました。学んだこと、気づいたことなどをグループ内でまとめ、参加者全員で共有することで、共通の問題意識が確認できました。また、逆に特に意識する問題が個人間で異なることも感じることが出来ました。

講座終了後の、自分達の環境行動をプランニングする受講生たち
講座終了後の、自分達の環境行動をプランニングする受講生たち

そして、講座終了後どんな環境行動を行って行きたいのかを考えました。結果、月1回、自主勉強会を実施していくことに決定。年内5回の開催。8月24日にその第1回が実施されることになりました。具体的にどんなことが実現していくのでしょうか。

講座終了後は、受講生の一人が経営するのお店を貸し切りにしていただき、簡単な打ち上げがありました。第6回講師の森良さんも加わりとても盛り上がり、これからの活動への想いを新たにしました。

第7回みなと区民環境リーダー養成講座

河原で参加者、スタッフ全員での記念撮影。参加者の多彩なことがおわかりいただけるだろうか
河原で参加者、スタッフ全員での記念撮影。参加者の多彩なことがおわかりいただけるだろうか

7月8日、第7回講座が開催されました。この日はあきる野市「横沢入(よこさわいり)」に総勢50名のエコツアーがあり、それに同行しました。

朝、8時前に区役所に集合した総勢約50名の参加者は、バスに乗り込み一路あきる野市横沢入を目指しました。

横沢入は東京都で最後の里山として残された地域としてその保全が心配されて来ましたが、本年1月正式に東京都が里山保全地域に指定。自治体やNPOやそれぞれの目的で保全活動を展開しています。今回のツアーは、その中のひとつを管理する地元の方々のご協力を得て実現しました。

子ども達に大人気だった薪割り。ナタやオノを使って、勢いをつけて・・・
子ども達に大人気だった薪割り。ナタやオノを使って、勢いをつけて・・・

参加者は多彩で、小学校1年生の女の子から70歳を超えるシルバー世代の方まで。講座受講生は、参加者であると同時に「エコツアー」の運営の実態を観察するという目的もありました。

里山では、それぞれ役割に分かれて下刈り(したがり)という作業に臨みました。 雨の予報に反して、晴れたこの日。参加者は大粒の汗を掻きながら作業に熱中していました。

ある参加者は、山椒の木を発見。倒して良いという事で、実は佃煮に、枝は適当な長さに切ってすりこ木すると、喜んで持ち帰っていました。

子ども達に人気があったのは藤つるを使った、ターザンごっことナタやオノを使った薪割り。また、子ども達は生き物を見つけると大騒ぎ。ホトケドジョウやトウキョウサンショウウオも見つけていました。
下刈りの作業後は、河原へ移動してBBQ。
ブルーシートを日よけのタープ代わりに。どうやって張るのが良いか、参加者とスタッフで考えながらやってみました。また、火熾しや、いかにごみを出さすに調理するかなど、ここでも普段はなかなか出来ない経験が出来たようです。

そんな時も子ども達は川遊びに夢中で、いろいろな生き物を捕まえていました。

ツアーの最後に地元のファーマーズマーケットにも寄り、お土産も手に入れた参加者は満足して帰途につきました。

解散後、受講生達は、ツアー全体を運営方法やファシリテーション等の観点で振り返りました。

第6回みなと区民環境リーダー養成講座

まずワークショップを体験してみる。土壌生物を探した後、藤棚の下へ移動。他のところに比べ、やや気温が低く涼しいことを体感した
まずワークショップを体験してみる。土壌生物を探した後、藤棚の下へ移動。他のところに比べ、やや気温が低く涼しいことを体感した

7月1日(土)第6回講座が開催されました。講師は学びと参加をつなぐコーディネーター、ECOM代表森良氏。テーマは環境活動を組み立てる「プログラム作りの基本とファシリテーター」

通常、2日かけて行う内容のエッセンスだけを取り出し、1日で講義を行っていただきました。

講義の中盤、「循環型港地域への提案」を3つにまとめ発表の準備を行っているところ
講義の中盤、「循環型港地域への提案」を3つにまとめ発表の準備を行っているところ

まず、「ファシリテーターとは?」という投げかけから始まり、休む暇なく次々と講義が進んでいきました。その内容故か集中は途切れず、受講生は充実した1日を過ごしました。

集合が若干遅れ、オリエンテーションを終えた後は、すぐに実際のワークショップを体験するため、校庭に飛び出しました。
その後、そのワークショップで得た気づきを活かしつつ、個人およびグループでいろいろなワークを行っていきました。

途中、「循環型港地域への提案」をまとめ、最終的にはその提案基づいたワークショップを考えました。4グループの中からひとつを実際に体験。選ばれたのは「港区をみんなと食べよう!」というワークショップでした。

実施者、体験者互いにフィードバックし、森講師が最後にまとめを行い、質疑応答をして終了となりました。