「草取り」タグアーカイブ

田んぼがすっかりきれいになりました

Weeds were cleared in organic rice paddy

 エコプラスの休日農業講座「田んぼのイロハ」草取り編が、2026年6月20−21日の週末、新潟県南魚沼市で開催されました。子ども連れ4組など、首都圏や地元から13人が参加。無農薬田んぼでの最大の難関となる「田の草取り」に挑戦し、また山沿いの集落での棚田の維持管理を見学させてもらって、米作りの実態を感じていただきました。

Ecoplus conducted a weekend farming workshop, ‘ABC of Rice Farming: Weeding’, in Minamiuonuma City, Niigata Prefecture, on the weekend of 20–21 June 2026. Thirteen participants, including four families with children, joined the event from the Tokyo metropolitan area and the local region. They took on the challenge of ‘weeding rice paddies’ — the greatest hurdle in pesticide-free rice farming — and observed the maintenance of terraced rice fields in a mountain village, gaining first-hand experience of the realities of rice cultivation.

  • 草取りの説明
  • 稲そっくりの、イヌビエを見分ける
  • 草取り順調に進む。
  • 5歳児2人、2歳児と小学2年生各1人。がんばりました。
  • 草取りが終わった場所が、きれいに透けて見える。
  • 民宿の中で見つけたホタル

 5月からずっと乾燥した気候が続き、山からの沢水もやせほそっていたところ、この週末になって、梅雨前線が北上してきて、雨模様となりました。このため、初日の土曜日20日に、田んぼでの作業を前倒しで行いました。

The dry weather had persisted since May and the mountain streams had run low. However, this weekend, the rainy season front moved northwards, bringing rain. Consequently, we brought forward our work in the rice paddies to Saturday the 20th.

 田んぼには、長さ数センチの細長い葉っぱを十字に広げた「コナギ」や、とがった三角形の葉っぱを持つ「オモダカ」などの雑草が生えています。稲そっくりの立ち姿をしている「イヌビエ」もあちこちに生え出しています。30センチぐらいの高さに育った稲の苗の根っこから、隠れるようにして伸びているイヌビエもいます。

Weeds such as ‘konagi’, which has long, narrow leaves that spread out in a cross shape, and ‘omodaka’, which has pointed, triangular leaves, are growing in the rice paddies. ‘Inubie’, which resembles rice plants when standing upright, is also sprouting up here and there. Some inubie are even growing out from the roots of rice seedlings that have grown to around 30 centimetres tall, as if hiding among them.

  今年は、5月中旬の田植えの後、早稲田大学の実習チームなども入ってもらって、計3回の草取りをしてきました。それでもまたまた雑草は生えてきています。しかも水不足で土が露出している場所は、草を引っこ抜くことになり、力が必要でした。

After the rice was planted in mid-May, we held three weeding sessions with the help of a fieldwork team from Waseda University, among others. Nevertheless, weeds are sprouting up again. Moreover, in areas where the soil was exposed due to a lack of water, we had to pull the weeds out by hand, which was very labour-intensive.

2枚目の田んぼもすっきりきれいになりました。

 地元のベテラン加藤吉春さんの指導と、参加者の頑張りで、2時間半ほどで2枚、計500平方メートルほどの田んぼをきれいにする事が出来ました。田んぼ全体がすっきりとしました。

Thanks to the guidance of local veteran KATO Yoshiharu and the participants’ hard work, we managed to clean two sections of rice paddy totalling around 500 square metres in just two and a half hours. The entire paddy now looks much tidier.

  2日目は、しっとりとした雨。標高で300メートルほど高い栃窪集落の棚田を訪ねました。若手専業農家の日熊恵一さんが、あぜの草刈りをしていました。胸近くまで延びたススキなどが、広く急なあぜをびっしり埋めています。

On the second day, it was drizzling. We visited the terraced rice fields in Tochikubo village, which is located about 300 metres higher up. HIGUMA Keiichi, a young full-time farmer, was mowing the weeds along the ridges. Pampas grass and other weeds, growing nearly chest-high, covered the wide, steep ridges densely.

あぜの草刈りをしていた日熊恵一さんが、あぜや水路の管理の大変さを教えてくれました。

 「田んぼの面積よりもあぜの面積の方が多いのが棚田地区。あぜの管理、その間を流れる水路の管理が大事なのです」と汗と雨でびっしょりになった日熊さんが説明してくれます。主流となる水の通り道を、ところどころせき止めて、左右の田んぼに水を引き入れる構造なども見せてくれました。

“In terraced rice paddies, the area of the ridges is greater than that of the paddies. Managing the ridges and the irrigation channels that run between them is crucial,” explained Mr HIGUMA, who was drenched in sweat and rain. He also showed us the structure where the main waterway is dammed in places to divert water into the paddies on either side.

さまざまなカエルや鶏、植物を説明する深澤和基さん。

 同行してもらった生きもの専門家の深澤和基さんは、耕作をやめた田んぼの脇にあったモリアオガエルの卵を発見。高さ4メートルほどの高い枝に、直径10センチほどの白い泡のような卵があるのに、参加者もびっくりしていました。

Our guide, wildlife expert FUKAZAWA Kazuki, discovered the eggs of a forest tree frog beside a disused rice paddy. The participants were surprised to see the white, foam-like eggs, which were about 10 centimetres in diameter, on a branch about 4 metres high.

 参加者のみなさんは、「あぜの草刈りを一順するのに1カ月、それを3回するというのにはびっくり」「草取りの際の土の感触と景色が素晴らしい」「自主活動で、2週間のうちにまた草取りにきます」「休耕田で植物を育ててハーブ作りが出来ればいい」など、素敵なコメントを残してくれました。

They commented, “I was surprised to hear that it takes a month just to mow the grass along the ridges of 90 rice paddies once, and that we’d be doing that three times.” They also shared positive feedback such as, “The feel of the soil and the scenery while weeding are wonderful,” “This is a volunteer activity, so I’ll come back to weed again within the next two weeks,” and “It would be great if we could grow herbs in the fallow fields.”

 田んぼのイロハ稲刈り編は、どんな夏になるかで、日程変更の可能性がありますが、9月19−20日の予定です。

The harvest workshop is tentatively scheduled for 19–20 September, though the dates may change depending on the climate in the summer.

無農薬田んぼは、草とのたたかいの時期に

 エコプラスの休日農業講座「田んぼのイロハ」の無農薬田んぼでは、5月の田植え編で植えた苗が、順調に育っています。同時に、イヌビエやコナギなどの田の雑草が生え始め、あぜの草もぐんぐん成長中。これから「草とのたたかい」の時期に入ります。

260610立派に育った苗たち

 5月23−24日の田んぼのイロハ田植え編では、5歳の子どもを含む、20人近くが大きく育った苗を植えてくれました。その後は好天が続き。春先からの水不足もあって、田んぼに水を張ることが難しく、心配していました。関東などに大雨をもたらした台風6号ですが、新潟県の降雨はほどほどで、依然、山からの水は細ったままです。

 イロハ田んぼの苗は、背丈が20センチ前後となり、株分かれ(分蘖=ぶんげつ)が始まっています。同時に、稲そっくりのイヌビエや、細い十字の葉を持つコナギなどが発生してきました。特に、水のかかりが悪く、地面が露出してしまった場所に多くのイヌビエが発生してきています。

260610苗の根本近くに芽生えてきているコナギの十字の葉っぱ。中央右のとがった葉っぱはホタルイ。

 5月30−31日に実習でやってきた早稲田大学の学生たちが、一度は草取りをしてくれ、さらに6月10日には、手押し式の除草機「田車」(田車)を使った除草をしました。これでかなりの草を押さえる事は出来ましたが、まだまだ苗の根本などには雑草が残っています。

260530草取りをする早稲田大学の学生たち。

 6月20−21日の田んぼのイロハ草取り編のころには、隠れていた雑草のタネ第2陣が発芽してきて、また田を覆う事でしょう。

 またあぜの草も、元気いっぱい。田植え前に一度刈ったのですが、一部は腰の高さほどまでに伸びていました。6月11日に、刈払機できれいにはしましたが、こちらもまたぐんぐん伸びてくる事と思います。

あぜの草刈り。1カ月でひざから腰にかけての高さまで伸びてしまった。

 地元の長老がいう、「草とのたたかい」の時期に入ります。除草剤を使わない無農薬田んぼには、緑色の筋が鮮やかなトノサマガエルも元気よくドボンという音を立てて、泳いでいます。手を広げて苗一本一本の根本から雑草を取り除いていると、稲たちと対話しているような気持ちになります。88回手をかけるので「米」と言われるのも納得です。無農薬栽培の真骨頂、休日農業講座「田んぼのイロハ」草取理編への参加、お待ちしています。

夏のような陽射しのもとで、田んぼのイロハ草取り編

Weeding Workshop Held on Sunny Weekend

 25年6月21-22日の週末、赤ちゃんからシルバー世代まで9人で草取り編を、新潟県南魚沼市を舞台に実施しました。

 21日には、同市栃窪地区にある、市内でもっとも標高が高い田んぼを訪問。山からのわき水が流れ込むため池の見学からはじまり、水がどのうように棚田1枚づつを巡って行くかを教えてもらいました。

 モリアオガエルの泡のような卵が、田んぼに隣り合う高さ5メートルほどある木の枝にあるのも見つけました。

 棚田での稲作の大きな課題である、あぜの草刈りの現場も確認。身長の3倍ほどもある巨大なあぜに、驚きました。

On the weekend of June 21-22, 2025, ECOPLUS conducted a weeding workshop in Minamiuonuma City, Niigata Prefecture, with nine participants ranging from babies to the elderly.

On Saturday, June 21, we visited the highest rice field in the city, located in the Tochikubo Village. The tour began with a visit to a reservoir into which spring water from the mountains flows, and the participants learned how the water travels through the terraced rice paddies one by one.

We also found the bubbling eggs of tree frogs on the branches of a 5-meter-high tree adjacent to the rice paddies.

We also observed the site of mowing, the slope between paddies, which is a significant challenge for rice cultivation in terraced rice paddies. We were amazed to see the huge slope, which was about three times taller than our height.

 22日は、好天のもとでの草取り。30度を超える暑さとなりましたが、素足で入る田んぼの土は少しひんやり。表面の温泉のような温度との違いもよく分かりました。

 高さ30センチほどに育った苗の根本にびっしりとはえたオモダカやイヌビエと格闘すること、計3時間。150平方メートルほどの小さな田んぼですが、見事にきれいになりました。

 お昼はあぜで、おにぎりランチ。

 無農薬田んぼでは、関東平野などでは絶滅危惧1Aとなっているモートンイトトンボやアカハライモリなど、多くの生きものとも出会うことが出来ました。

 無農薬田んぼの草取りは7月ごろまで、あと1回か2回は必要。「自主草取りに来ます!」という声を残して、みなさんは戻っていかれました。ありがとうございました。

On Sunday, June 22, weeding was done under fine weather, with temperatures exceeding 30 degrees Celsius, but the soil in the rice paddies was slightly cool to the touch. We could clearly see the difference between the temperature of the soil and that of the hot spring-like temperature on the surface.

We spent a total of three hours fighting with the weeds that were growing around the roots of the rice seedlings, which had grown to a height of about 30 centimeters. 150 square meters of small rice field was beautifully cleaned.
A rice ball lunch was served next to the rice paddy.

In the pesticide-free rice paddies, we were able to see many living creatures, including the Moreton’s damselfly and the red-bellied newt. Both are listed as endangered species 1A in the Kanto Plain and other areas.

Weeding of the pesticide-free rice fields will be necessary one or two more times until around July. They returned home with their voices saying, “I will come back to weed the fields on my own!”
Thank you very much.

3週末連続で、草取りを実施・・田んぼのイロハ

 エコプラスの休日農業講座「田んぼのイロハ」草取り編は、新型コロナウィルスの状況に対応して、6月中旬からの3週末に、それぞれ日帰り自主企画として、実施しました。参加者はのべ19人。連続しての草取りで、無農薬田んぼはとてもきれいな状態で、苗が大きく育ってきています。

 無農薬田んぼに田植えをしたのは、5月23日の日曜日。そこから3週間経った6月12日(土)は、地元在住の2人で、田車を押しました。田車(たぐるま)は、金属の回転するツメがついた除草の道具です。稲株の列をはさんで左右1列ずつの泥をかき回して、生えてきた雑草を浮かし、同時に埋め込んでいきます。

2人で約2時間、田車を押し続けました。

 さらに1週間後、19日(土)と20日(日)の週末に、それぞれ6人、4人が参加してくれました。やっと梅雨を思わせる低い雲がかかる中で、田車を押すだけでなく、株の間に残った草を手で抜く作業に集中しました。

 田車に押されて勢いはないものの、株の間に隠れた雑草、特にイヌビエは背丈も苗に追いつくような大きさのもののあり、泥の中に手を突っ込まないと抜けない状態になっています。

縦方向の雑草は、田車できれいになりましたが、前後の株の間には、まだイヌビエがびっしりと。

両手を広げ、頭をシャンプーするように稲の苗の回りをかき混ぜながら、ヒエを根っこから抜いていきます。あっという間に指の間にはヒエがどっさりひっかかる場所もありました。

 6月最終の27日(日)は、最大の7人が参加。これまで繰り返した除草のおかげで田んぼの状態はいいのですが、それでも田車を押し、手で草取りに入ると、いくらでも草は生えてきています。

 苗もこの2週間ですっかり太く、立派になってきました。あと少し草取りをすれば、雑草に負けてしまう恐れがなくなり、安心して見守れるようになると思います。

自主企画:田んぼのイロハ草取り編

Weeding Workshop in an Organic Rice Paddy

 エコプラスは、6月20日の土曜日、27-28日の土日にかけて、南魚沼市栃窪集落で、休日農業講座「田んぼのイロハ」の草取り編を行いました。新型コロナウィルスの影響を考えて、例年の1泊2日ではなく、日帰りの自主参加企画としての実施。3日間でのべ16人が、アカショウビンやサシバといった珍しい鳥の声を聞き、羽化したばかりのアキアカネの美しさに見とれながら、無農薬田んぼで草取りを続けました。

ECOPLUS conducted workshops on weeding in our non-chemical rice paddy in the weekend of June 20 and 27-28 in Tochikubo village at Minamiuonuma, Niigata, Japan. In order to avoid the risks on COVID-19, the workshop, used to be conducted for two days staying in an inn in the village, was changed into one-day program. For the there days, in total 16 persons were gathered and enjoyed the work surrounded by the calls of Ruddy Kingfisher and Gray-faced buzzard.

 完全無農薬での稲作を15年にわたって続けている無農薬田んぼには、イヌビエやオモダカ、コナギといった雑草がびっしりと生え始めていました。なかでもイネそっくりのイヌビエは、背丈も同じぐらいに育って、素人目にはまったく見分けがつかないジャングル状態になっていました。

In those rice paddies, farmers have not been using chemicals for over 15 years. So weeds are also very healthy. Specially “Inu-Bie” or Japanese millet, is so similar to rice that it was so difficult to identify which is which in the field.

 地元のとちくぼパノラマ農産の笛木晶さんから、葉の付け根に細かなヒゲがあるのがイネ、ないのはヒエと教わり、目を凝らしての作業となりました。

Mr. FUEKI Akira, the chief of Tochikubo Panorama Farm taught us that rice has small fluffs surrounding the base of each leaf. So, we were concentrating our eyes very close to those plants before each weeding actions.

田車を押して縦方向の草を取る。
Using “Taguruma,” a special tool, weeds along the long side can be pulled out.

 田んぼは、以前に何度か田車という金属のツメがついた手押し式の除草機を動かしたので、縦方向の草は取れているのですが、田車が通らない横方法にはびっしりとヒエなどが生えている状態。

Some days before our works, farmers used special tool called “Taguruma,” which has metal rotating claws. So, weeds along the one side were already taken or less but another side was very congested with weeds.

直線方向はきれいだが、横方法に雑草が残る
直線方向はきれいだが、横方法に雑草が残る。Weeds between rice seedlings are still remained.

 いずれの日も、参加者のみなさんは腰をかがめて、稲株の間を埋める雑草をひたすら抜き取り続けました。根もしっかりと張っているために、指を泥の中に突き刺すようにして土ごと引っこ抜くのはなかなか大変でした。

Weeds are grown as same as rice, we need to use all fingers pushed deep into the mud then pull out the weeds with roots. Keeping the bottom very low in the paddy during the work for more than one hour was quite tough for all of us.

 参加者の何人もが「無農薬というイネの栽培に、こんな作業が必要とは思わなかった」とびっくり。「サッカーをずっとしてきたので体力には自信があります」といっていた男子大学生も、いやー腰がいたい、と声を上げるほどでした。

Many of participants from Tokyo area repeated that “I never imagined it needs such hard work to grow rice organiclally.” Some university students, once said “I was doing football fo long years so I am confident on my physical strangeness,” complained of back pain.

羽化した直後の透明なアキアカネ。A dragonfly, just emerged.

 草取りをしていると、羽化したトンボが次々と見つかり、中には羽化したばかりでガラス細工のような透明な個体も見つかり、無農薬田んぼなえらではの自然の豊かさを、みんなで再確認しました。

While weeding, we identified so many dragonflies were emerging on the leaves of young rice. Some are totally transparent like a glassworks. All of us recognized the richness of the nature in the organic environment.

無農薬田んぼで、命と食を考える・・・草取りを一緒にしませんか

 新型コロナウィルスの緊急事態宣言が緩和されたのを受けて、エコプラスは、6月下旬から7月初めにかけて、南魚沼市栃窪集落で、無農薬田んぼでの草取りをします。例年、休日農業講座「田んぼのイロハ」草取り編として広く募集して1泊2日で実施するのですが、今回は、日帰り形式で行います。午前9時から午後3時過ぎぐらいまでをめどに、田んぼに直接来ていただいて、作業をします。お弁当、飲み物、行動食など持参でお越し下さい。

Once cleared, the seedlings look like very relieved. 除草が終わると、稲の苗たちもよろこんでいるよう。

趣旨
 2,000m級の山々を望む絶景の棚田で、手作業での草取り作業をします。無農薬栽培には欠かせない草取り。除草剤が開発される半世紀前までは、延々と人々が続けてきた作業を通じて、農と食と暮らしの関係を体験的に学びます。新型コロナウィルスの大流行で改めて問われた、どう暮らすことが幸せなのか、という問いにも、向き合います。

実施予定日
 6月20日(土曜日)
 6月27日(土曜日)
 6月28日(日曜日)
 7月4日(土曜日)
 いずれも日帰り。午前9時現地集合。昼過ぎまでやって、午後3時には解散。

場所
 南魚沼市栃窪地区 イロハ田んぼ(栃窪集落から樺野沢・天野沢に下る市道沿い。集落の墓地のすぐ下)
 列車利用の方は、JR上越線塩沢駅下車。タクシーで栃窪集落と伝えてお越し下さい。電話(090-3214-7549=大前)をいただければ場所を案内します。

内容
 無農薬田んぼでの、草取り。小雨決行。お昼ご飯は各自持参。あぜで食べます。飲み物や休憩時のお菓子なども持参下さい。トイレは集落の施設をお借りします。

服装・持ち物
 泥で汚れていい服装でどうぞ。ブヨがいますので、防虫スプレーや虫よけネットなどご用意下さい。裸足で田んぼに入ると土の感触がじかに伝わるのでお勧め。ビーチサンダルなどがあると足を洗うのに便利です。梅雨時期です。上下に分かれた雨具も必ず持参下さい。お弁当、飲み物、マイカップ、行動食も必ず。集落にはコンビニはありません。

申し込み・問い合わせ
 メールで、お名前(複数の場合は同行者のお名前も)、携帯番号、到着予定時刻、活動予定時間(何時ごろまで、翌日可など)を記して、tappo@ecoplus.jpまでお送り下さい。当日は090-3214-7549(大前)まで。
定員
 各回20人をめどとします。

参加
 無料(保険には入りませんので、ケガの場合はご自身の保険でお願いします)。 
 野外での直接体験、食と農と暮らしの関係に関するプログラムなどを通じで、持続可能な社会への道筋を考えるエコプラスへの支援(1口3,000円)をいただければありがたいです。

びっしりの雑草を見事に整理

田んぼのイロハ草取り編に早稲田大学の学生が実習で参加

Weeding Workshop at Organic Rice Paddy

35 Students of Waseda Joined the program.

 エコプラスが主催する休日農業講座「田んぼのイロハ」草取り編が2019年6月8-9日に、新潟県南魚沼市栃窪地区で行われました。今回は、早稲田大学の実習チーム35人による貸し切り実施となりました。

ECOPLUS held organic rice farming workshop called “Tanbo no I-ro-ha” or “ABC in a rice paddy,” on 8-9 June, 2019 at Tochikubo village in Niigata, Japan, having 35 students from Waseda University in Tokyo.

Time Lapse Video shows great progress. 時間短縮ビデオで見る学生たちの草取りパワー

 今年は5月に雨がほとんど降らなかったために、田んぼが乾いて雑草が大量に発生してしまいました。除草剤をまったく使っていない無農薬田んぼなので、イヌビエなどがびっしりと育って、稲の苗が分からなくなるような場所も。学生たちは、裸足で田んぼに入り、両手を泥の中に突っ込んでかき回すようにして草取りをしました。

Since we had very limited rain falls in May, some areas of rice paddies dried up and it helped weeds to grow seriously specially at our non-chemical, totally organic paddies. Students waled into the paddy with bare feet and used fully opened hands like as rakes to clear weeds.

 ちょうど前々日の金曜午後からの雨で、田んぼは水で覆われていましたが、その下の土は乾燥のためにしっかりと固まっていて、指も突き刺さらない状態。稲そっくりに伸びたイヌビエをむしり取るような場所もありました。9日午前9時から始めて、午後1時半までの4時間余で、広さ1反(10アール)余の2枚のたんぼをきれいにすることが出来ました。

Paddies were filled by water thanks to the rain since Friday evening but in most of the paddies the soil was so solid because of long dry condition that it was difficult to push fingers in the soil and we needed to pull out each weeds. Started the work at 9 am on Sunday, it took 4 hours and more to finish two rice paddies which size is over 1,000 square meters.

 農作業以外にも、農家のみなさんから話を聞いたり、専門家による生きもの調べをさせてもらったりと、農山村の自然と暮らしに触れた2日間。学生たちは「本来の生きるということを実感した」「農作業の大変さを感じた」「もっと食料を大事にしたい」などと感想を残してくれました。

Beside weeding in rice paddies, villagers gave them lectures, and a specialist conducted nature tour. Through those students had a chance to feel the relationship between nature, life and community. They left comments like, “I strongly leant the true meaning of to live”, “I understood the hardship of farming”, “I should have more appreciation on food”.

無農薬田んぼ2枚をきれいにしました・・・緊急実施の「田の草取り」

真夏のような日差し。さわやかな風の中で草取りをしました。
 休日農業講座「田んぼのイロハ」の草取り追加編が、2018年6月23−24日の両日、南魚沼市栃窪集落で開かれました。無農薬田んぼの雑草が一気に生えてきたことに対応する緊急実施。集まっていただいた首都圏からの7人の力で、2枚の田んぼがとてもきれいになりました。

 北陸地方は6月10日に梅雨入りしたことになっていますが、これまでほとんど雨らしい雨が降っておらず、暖かで日差しがある中で、田んぼの中では雑草もどんどん成長中。とりわけ無農薬田んぼでは、ヒエ類が一斉に伸びて、イネの苗を追い越す勢いになってきています。

手押し式の除草機の使い方を、地元のベテランに教わります。
 朝から草取り作業となった23日は、手押し式の除草機で稲株の間の草を押しつぶし、その上で手で草を抜き取る作業をしました。広い田んぼの中でわずかに高くて水のかかりが悪い場所は、特にヒエがびっしりと育っています。両手を泥の中に突っ込んでかき回すようにしながら、根っこから草を引き抜き、あぜ道に投げる作業を繰り返しました。

 真夏を思わせる青い空。カッコウの鳴き声。無農薬田んぼには、大きなトノサマガエルから無数のおたまじゃくし、背中に卵を背負った「コオイムシ」などたくさんの生きものでいっぱい。八海山や巻機山、越後駒ヶ岳など2,000m級の山々が見渡せる絶景の中で、作業が続きました。

 前日には、集落を散策している途中で、農作業中の村の人に、クワの実を食べさせてもらったり、ミョウガの若い茎のにおいをかがせてもらったりしました。夜にはホタルが舞う光景も。山里の暮らしの息吹を感じさせてもらった週末でした。

無農薬田んぼを応援する・・・6月23−24日、田んぼのイロハ草取り編追加実施決定

雄大な光景の中にある栃窪集落の棚田
 大好評の休日農業講座「田んぼのイロハ」で、追加の草取り編を6月23日ー24日の週末に、実施します。満員になってしまった6月2−3日の草取り編の3週間後、ちょうどまた草取りが必要になる時期です。

 田んぼのイロハで使わせていただく田んぼは、通常は20回前後も散布する除草剤、殺虫剤、病気を防ぐ薬などの化学物質をいっさい使わない、自然な稲作を15年にわたって続けてきました。
 土地に力があり、暑い夏にも山から吹き下ろしてくる冷涼な風など気象的に恵まれた場所だからこそ、続けることができている無農薬栽培です。

手押しの除草機の使い方を教わる
 同時に、同じ田んぼで最低3回はしなければならない草取りは、大きな負担です。
 高齢化が進む集落で、この無農薬栽培を続けていけるかどうかが、課題になりつつあります。
 地域社会を応援しつつ、自然あふれる本物の田んぼに触れてみませんか。食と農と暮らしを考える週末です。

 23日の昼過ぎに現地集合、24日の午後3時頃現地解散です。実地作業、座学、集落の自然や生活を知る散策、集落のみなさんとの懇親会などを予定しています。

【参加費】地域応援のため、今回は実費相当分のみ。一般、学生とも2,000円(プログラム費、2日目昼食、保険料)。小学生以下の子ども、栃窪の集落営農組織「パノラマ農産」の棚田オーナーは、1,000円のみ。
【場所】新潟県南魚沼市栃窪集落
 集合・解散時間に合わせて最寄りのJR上越線塩沢駅まで送迎いたします。
【宿泊】地元の温泉民宿 7,500 円(1泊2食、温泉付き、男女別相部屋)
【特典】秋に収穫したコメをおひとり2kg贈呈。

<<田んぼのイロハ草取り追加編への申し込み書>>

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ご回答をありがとうございました。 ✨

性別(宿泊する民宿では、男女別の相部屋となります)(必須)

海外勢も一緒ににぎやかな草取り・草刈りを実施

休日農業講座「田んぼのイロハ」草刈り・草刈り編が、2016年6月4−5日に、新潟県南魚沼市栃窪集落で開かれました。総勢16人のうち、5人が米国、中国、シンガポールからの若者で、にぎやかな2日間となりました。

田んぼに両手を突っ込んで土をかき回しながら、雑草を根こそぎはぎ取る。なかなか大変。
田んぼに両手を突っ込んで土をかき回しながら、雑草を根こそぎはぎ取る。なかなか大変。

草取りをしたのは、2週間前の5月21−22日に田植えをした通称「イロハ田んぼ」です。その田植えにも加わった首都圏からの社会人らのほか、2年前に草取りに参加した米国とシンガポールの若者や、早稲田大学の学生、それにエコプラスにインターンで来ている米国アーラム大学の学生らが、今回のプログラムに参加しました。

田車(たぐるま)の使い方を教わる。苗が等間隔でまっすぐに植わっていないと、田車もうまく通らない。
田車(たぐるま)の使い方を教わる。苗が等間隔でまっすぐに植わっていないと、田車もうまく通らない。

初日の散策では、集落上部の棚田を歩きました。中には水がまったく入らずひび割れが進んでいる田んぼもあり、みんなはびっくり。この冬の積雪が例年の半分以下だったことから、山からの水が極端に少なく、水回りがよくない田んぼは、大変な状況になっていました。

座学では、地元の集落営農組織である有限会社パノラマ農産の笛木晶さんから、今年の稲作の進行状況などを聞きました。パノラマ農産では、150枚の田んぼで耕作しているのですが、水不足で代かきから田植えへという作業が進まず、田植えができたのはまだ3分の1程度。「とにかく雨を待つしかない状況」だと晶さんは話していました。

除草剤に関しては、「そもそもベトナム戦争の枯葉剤にも関連する技術。除草剤を使うようになって田んぼからドジョウがまったくいなくなった。使わないに超したことはない」と晶さん。パノラマ農産で、無農薬米や減農薬米にこだわる理由を強調していました。

2日目の5日は、朝から快晴の中、田んぼへ。晶さんのほか地元の日熊良一さんも指導役で加わってくれました。

手で表面をかき回すやり方と、直径10センチ以上ある歯がついた車を回す「田車(たぐるま)」を使った除草方法の2つを教えてもらいました。

両方の手のひらを大きく広げて株の間の泥をかき混ぜていくと、数センチの小さな葉っぱしかなかった雑草が次々に浮き上がってきます。水の表面に無数の根っこが広がるほどです。

田車は、まっすぎに押しては引き、押しては引きしながら前進していきます。田んぼの泥がかき混ぜられ、雑草が引き抜かれていきます。

水不足の影響で全体的に水が少なく、乾いてしまった場所では田車の歯に土が固まりになってくっついて動きが取れない場所もありました。

手で取っていても、中腰で田んぼに向かっていると腰が痛くなります。

約2時間で約1反5畝(15アール)の除草作業を終了。次は腰が埋まるほどに大きく伸びたあぜの雑草をカマを使って刈り取りました。夏を思わせる日差しの中で、カマを振るって1時間弱、高さ3m以上もある大きなあぜがすっかりきれいになりました。

「人生最大の重労働でした。食べ物のありがたさが分りました」とアメリカの大学生。
日本の学生からは
「無農薬というのは本当に大変だということが分りました」
「少しの気候の変化で水が足らなくなり、農作業が大きな影響を受けるというのは驚きでした」
「無農薬田んぼには雑草やヒルやクモなど生き物がいっぱいいました。田んぼはお米の工場ではなくて、生態系の一部を借りて食料を作らせてもらっているということがよく分りました」
などさまざまなコメントが出されていました。