南魚沼市環境学習発表会で清水での活動を紹介

清水集落の阿部さんが、昔清水にいた生き物についてなど話してくれました。
清水集落の阿部さんが、昔清水にいた生き物についてなど話してくれました。

清水集落で3年前から始めた生物多様性保全・教育プロジェクトについて、南魚沼市内の小学生や保護者に紹介しました。

2012年11月30日の午後、南魚沼市民会館にて、南魚沼市環境交通課主催の環境学習発表会がありました。
市内の2つの小学校(六日町小学校、中之島小学校)の4年生が、総合の時間を中心に取り組んできた地元の魚野川での活動について発表しました。中流や下流まで行き流域の水質の変化を調査したり、川に生息する生き物を調べたりと活発な活動を、クイズや演劇仕立てで元気に発表していました。

トウホクサンショウウオの卵塊の写真を見せると、子どもたちから「マヨネーズ?」との声が。
トウホクサンショウウオの卵塊の写真を見せると、子どもたちから「マヨネーズ?」との声が。

その後に、清水地区活性化委員会委員長の阿部和義さんと、エコプラス事務局田中が、清水集落での生物多様性保全・教育プロジェクトの活動を紹介しました。

アカハライモリや、トウホクサンショウウオ、モリアオガエルなど清水に生息する様々な生きものの写真を見せると、子どもたちは声を上げながら興味津々な様子で最後まで集中して見てくれました。プロジェクトの趣旨とともに、清水の自然の面白さが伝わったのではと思います。

清水の保全地域は3年間の保全活動を経て観察しやすい環境に整ってきています。来年には近くの子どもたちの環境学習の場としても活用してもらえるよう、これからも情報発信とネットワーク作りに力を入れていきたいと思います。