ドングリを植えるーー森づくりの展示を前に

マテバシイの実。岐阜県高山市を拠点にする「ドングリの会」に提供してもらいました。
マテバシイの実。岐阜県高山市を拠点にする「ドングリの会」に提供してもらいました。

エコプラザでの今年度初の環境展示となる「森を作ろう、木を育てよう」を前に、300鉢にドングリのタネを植えました。

エコプラザでは、5月16日から6月10日まで、「森を作ろう、木を育てよう」という展示を行います。
ドングリを育てて、それを山に戻して森づくりをしようとしている「ドングリの会」の協力で、一粒の実から始まる自然との語らいを、展示にする予定です。

植木鉢は、IT企業が社員のウール製の制服をリサイクルして作った、自然の中で分解するものです。
植木鉢は、IT企業が社員のウール製の制服をリサイクルして作った、自然の中で分解するものです。

これに先立って、高山から送られてきたドングリを鉢に植える作業を5月1日に行いました。
植木鉢は、都内のIT企業「テックエンジニアリング株式会社」が女子社員のウール製の制服をリサイクルして作った特性のものです。自然の中にかえる、環境にやさしい製品です。

300の鉢に土を入れて、ドングリを植え込んでいくのは、結構手間です。時折雨が落ちる天気でしたが、湿気が大切なドングリにとってはいい条件だったかもしれません。

乾燥するとドングリは発芽しにくくなるそうで、このドングリたちは去年秋に拾い集めた後、土の中に埋めて保存しておいたそうです。何メートルもの雪に埋もれながら、やっと春になって土の中から掘り出されたドングリたちは、一部すでに芽が出始めているものもありました。

どう成長していくのか、とても楽しみです。