南魚沼での取り組みに農林水産省から表彰

20100115</報告日時>
<要約>
エコプラスが新潟県南魚沼市で運営する「TAPPO 南魚沼やまとくらしの学校」の活動が、農林水産省の田園自然再生活動コンクールで、「パートナーシップ賞」に選ばれました。
NPO法人エコプラスが、南魚沼で地域の集落のみなさんと展開する「TAPPO南魚沼やまとくらしの学校」が、農林水産省の田園自然再生活動コンクールで「パートナーシップ賞」に選ばれ、1月15日に名古屋市で表彰式が行われた。

表彰式に出席した赤松農林水産大臣と一緒に、記念撮影する南魚沼市栃窪・清水集落の代表者とエコプラスの田中さん。
表彰式に出席した赤松農林水産大臣と一緒に、記念撮影する南魚沼市栃窪・清水集落の代表者とエコプラスの田中さん。

表彰式には、TAPPOの主な活動場所となっている栃窪と清水の両集落の代表のみなさんも参加。赤松農林水産大臣も出席する中、約300人の関係者が見守る会場で、運営委員でもある栃窪集落の日熊良一さんが代表して賞状を受け取った。

日本の中山間地に残る、環境と調和した暮らしを支える知恵と技を持続可能な社会づくりに活かそうと、エコプラスが取り組んできた活動が評価され、特に、今回は、「NPO法人と集落内組織(自治会、農業生産法人、PTA等)の連携した取組が優れている」とされた。

表彰式と同時に行われた田園自然再生セミナーのシンポジウムで会場に紹介される栃窪・清水集落のみなさん。
表彰式と同時に行われた田園自然再生セミナーのシンポジウムで会場に紹介される栃窪・清水集落のみなさん。

エコプラスの高野孝子代表理事は、「TAPPO設立以前の90年代から取り組んできた栃窪や清水のみなさんとの協働作業が国レベルで評価されたことに意味がある。日本の地域社会には、未来への重要なヒントがたくさんある。その価値を地域の皆さんと探し、磨き上げる作業を今後も続けたい」と話している。