2010年田植えに21人が参加

さまざまな国の親子連れなど21人が、2010年5月15-16日に南魚沼市栃窪地区で、地元の皆さんと手植えによる田植えをしました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 2010年度の休日農業講座「田んぼのイロハ」第1回『田植えと講座「稲作概論」』が、5月15-16日に開催されました。

参加したのは、首都圏からの親子連れや社会人、学生、など。

初日は、地元の笛木健作さんを講師に、まず苗代見学。田植え準備が進む田んぼの間をゆっくり歩きながら、雪をいただく越後三山など2,000メートル級の山々を背景にした絶景を楽しみました。苗代では、苗を実際に見ながら田植えまでにどのような準備が必要かなどを学びました。

座学では苗代作り、田植えそして稲刈りという稲作の一連の流れ、さらに栃窪における米作りの歴史や今後の課題について講義を受けました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 2日目、快晴の下で田植えに挑戦。裸足で田んぼに入って感触を楽しみながら、苗を手で植えていきました。

かなりの重労働でしたがみんなでがんばって、昼ごろには1.2反の田植えが完了しました。曲がらずに真っ直ぐに植えられたと地元の方もほめてくれました。その後田んぼで食べたお昼ご飯が格別に美味しかったです。

この広さの田植えは、機械を使えばほんの2-30分で終わってしまうそうです。それをあえて手植えすることで、守れるものは何だろう、感じられるものはなんだろう…。講義と実践を通してそれぞれがそういう思いを持って帰路につきました。少しの身体の疲れといっしょに…。