ナシ豊作

秋の草花を見かけるようになりました。

 

樹齢100年を超えるという大きなナシの木。
樹齢100年を超えるという大きなナシの木。

標高500メートルの栃窪集落でも、連日30度を超える暑さが続いています。

暑いことは暑いのですが、夕方に近づくと、セミの鳴き声がコオロギなどの虫の音に変わり、気温も下がり始めます。夜になるとスズムシも鳴いています。道路沿いでは、ススキやハギ、黄緑色のいがぐりをつけたクリの木などを見かけるようになりました。

直径3−4センチほどのナシの実がたくさん実っています。昔はこれがみんなのおやつだったそうですが、今は誰も食べないそうです。
直径3−4センチほどのナシの実がたくさん実っています。昔はこれがみんなのおやつだったそうですが、今は誰も食べないそうです。

 

集落内のところどころで見かけるナシの木には、たくさんの実がなっています。今年は特に実が多いようです。

お年寄りの話では、昔はどの家にもナシの木があって、子どもたちは実がなるのを楽しみにしたそうです。それが今の時期のおやつだったのですね。子どもたちはどの家のナシが甘い、という情報を共有していて、甘い実がなる木はみんなにねらわれた、とのことです。