新潟県南魚沼市栃窪集落で、7月21日に第6回棚田草刈りアート日本選手権大会が開かれ、第1回大会の覇者「チーム街道」が通算2回目の優勝となりました。
2013年7月21日に第6回目となる棚田草刈りアート日本選手権大会が開催されました。
アーティストとして参加したのは、19組34人。集落内はもちろん、大阪や東京、地元南魚沼市など、今年もたくさんのアーティストが集まりました。
開会式後、午前8時半頃から各チーム制作に取り掛かりました。地元代表者6名と長岡造形大 渡辺誠介さんからなる審査員と、一般観覧者のうちすべての作品を見たギャラリー審査員の得点合計で、優勝は地元の「チーム街道」が選ばれました。
チーム街道の笛木幸治さんと娘さんの柚花さんは、鷹が空中からうさぎを狩る瞬間を棚田の畔に表現し、躍動感溢れる作品で優勝勝ち取りました。
チーム街道は第1回大会の優勝チームで、これで通算2回目の優勝となります。
2位になった笛木亨さんの作品「太陽が好きだ」は、晴天を願う気持ちとご自身のお子さんへの愛情が表現された作品です。背景に見える栃窪の山々と相まってとてもスケール感ある作品となりました。
3位になった「まさおー」の笛木政雄さんは、ネコバスならぬブタバスを畔に表現し、繊細な構成とユーモア溢れる作品を作りました。
今大会と同時開催のカフェと野菜市では、集落内外からたくさんのお客さんで賑わい、とちくぼかあちゃんずが腕を奮った特製カレーや新鮮な高原野菜を販売することができました。
今回制作された作品はお盆前後まで鑑賞していただけます。作品が展示されている場所がわかるアートマップもございます。マップの欲しい方はTAPPO事務局 025-782-5103までお願い致します。