デジタル漬けの空間から離れ、素になって生きる
エコプラスは、ヤップ島プログラムを、25年3月に実施します。3月8日から19日。現地での10日間の本格プログラムとしての実施です。
舞台となるのは、ヤップ島東部のタミル地区にあるデチュムル村。ヤップ島では、サンゴの浅い海とすべての陸地が、個人や集落の所有となっていて、一般人の立ち入りが出来ません。観光客として入り込むことが極めて難しい場所です。いまでも石のお金(石貨)が使われる、太平洋諸島の中でももっとも伝統を色濃く残す地域でもあります。エコプラスは40年来のお付き合いの中で、このプログラムを実施しています。
プログラムのテーマは「豊かさとは何か」です。自然のすぐそばで、自然と調和した暮らしをいまも維持している村にお邪魔して、人としての毎日がどのように組み立てられているのかを体感し、その上にある「幸せ」とは何かを考えるプログラムです。
日本のようにふんだんに電気やガス、水道を使う暮らしとは違います。シャワーは水だけ。屋外にシャワー小屋を現地の人と作るところから始めます。ネットもつながりません。集落の女性たちが活動する建物のタイルの床に雑魚寝します。地域の方たちの動きを学びながら、自分たちで食事を作り、暮らしを組み立てていきます。日本からのスタッフも、手出しをせずに、安全面での見守りに徹します。
自給自足経済を基盤としたシンプルな暮らしの中に、お邪魔させてもらい、シンプルな暮らしを通して、何が大切なのかを体験を通じて考える機会になります。
ヤップ島プログラムは、1992以来30年以上実施され、400人以上の若者たちが関わってきました。それまでの価値観を揺るがされ、人生に大きなインパクトを受けた人たちが多いことが長年の追跡調査で示されています。
豊かさや幸せを考えたい人、これからの社会のあり方を考える素材をたくさん見つけたい人におすすめです。
2025年ヤップ島プログラム概要
【日程】2025年3月8日から19日
【対象】15~22歳程度の健康な男女。身体の障害、国籍は不問。新しいことに取り組み、自分の可能性にチャレンジする意欲を持つ人。
【プログラム費】15万円(滞在費含む)など。渡航費、成田空港までの旅費、保険料、事前準備、個人装備は除く。
【渡航費】ユナイテッド航空利用、9月末現在で147,300円。
往路 3月8日1700成田発、グアム経由9日0110ヤップ着
帰路 19日0235ヤップ発、グアム経由 0955成田着
【定員】10名程度(最少催行人員6名)
【説明会・個別説明】11月20日まで随時(オンラインも可)
【参加締切】11月30日(定員に達し次第締切)
【プログラムの流れ】
顔見せ会(12月14日午後、もしくは15日午前)などで情報共有をし、準備を一緒にします。ヤップ島に関する下調べを行い、事前キャンプ(1月11-12日、日帰りの場合も)を経て現地へ。本番の後は、みんなで報告書を作成、報告会を実施します。応募の時点から準備、本番、そして報告会(6月ごろ)までがプログラムです。
【問い合わせ】info@ecoplus.jp
関心ある人は、以下から仮申し込みを送ってください。説明会の連絡や本申込書、健康チェック票をお送りします。