6月17日にエコプラスの総会と会員のつどいが、東京都内で開かれ、親子連れなど温かい雰囲気でこれからの活動について話し合いました。
特定非営利活動法人ECOPLUSの2005年度総会と会員のつどいが、6月17日午後6時半から東京都渋谷区の東京ウィメンズプラザの会議室で行われ、議決に参加する正会員のほか、一般会員やワールドスクールネットワークの参加団体、それにボランティアのみなさんら約30人が集まりました。
総会では、愛知万博やイスラエルパレスチナからの子どもらを招いて行ったワークショップ、世界の環境い教育の専門家を集めた連続講座「世界の環境と教育」、さらに子どもゆめ基金の助成を受けて開発した「にっぽん子ども知恵図鑑」など、2004年度の多彩な活動内容が報告された。
今年度は、大きな金額の助成金事情や受託プロジェクトがないなかで、ヤップ島プログラムや、内外の子どもをつないで展開するワールドスクールネットワークの通年活動、日本と韓国を日韓二カ国語でつなぐ新しいプロジェクト、新潟県・塩沢町の助成を受けて展開する「環境教育を主軸とした地域活性化プロジェクト」などを実施する計画が提案されました。
提案はいずれも満場一致で了承されましたが、財政事情が厳しい中、会員増やプロジェクトへの一人でも多くの参加よびかけなどを会員みんなで進めようと、代表理事の高野が要請しました。
宮城県から駆けつけた陶山理事からは、研究活動を展開している栗駒山のブナ林の素晴らしさを紹介するスライド上映もされ、ブナの実の大豊作が予想される今年は、ぜひ会員同士で陶山研究フィールドを訪ねるツアーをしようと話がはずみました。
昨年に引き続いて行われたオークションでは、万博にあわせ来日したインド北東部の山岳民族の若者による織物や竹細工が出品されたほか、西表島から空輸予定のパイナップルも競りに出され、日本や世界のあちこちを思い浮かべながら会員のみなさん同士がなごやかに話し合っていました。