雪国の春の味覚として知られるフキノトウ。食卓に並ぶときのフキノトウは、実はつぼみなんです。
花が咲いたフキノトウ(4月21日撮影)。
花が咲いた後さらに茎が伸びて、花だった部分には種のついた綿毛が開いています(5月9日撮影)。
フキノトウ、漢字では「蕗の薹」と書きます。「薹」というのは、「花のつく茎がのび出たもの。花のつく台座」という意味だそうです(「広辞苑」より)。右の写真だけ見ると、茎が伸びてから花が咲く他の植物と見分けがつきませんね。
「食べ物」ではなく「花」だと思って見てみると、こんな花がお花屋さんにあってもいいかな…と思えてきます(私だけでしょうか?)。
春の遅い栃窪でも稲の苗が育ち、早いところでは田植えが始まりました。
この写真は4月15日の田んぼの様子です。これから木で枠を囲ってビニールのシートを張り、稲の苗用のプールを作るところ、という写真です。
そしてこちらが今月2日の同じ田んぼの様子。苗箱に蒔かれた籾がプールの中で芽を出しています。
この苗が、今月24日−25日に行われる「田んぼのイロハ」の田植えで使われます。しっかり育って、今年もおいしいお米が収穫できますように…
For the sustainable and peaceful future