09いきものプロジェクト第2回報告

コオイムシ。名前のとおり子ども(卵)を背中におぶっている。
コオイムシ。名前のとおり子ども(卵)を背中におぶっている。

集落・市内・市外の人、「田んぼのイロハ」参加者など20人が参加し、集落内を5か所ほどまわりながら生き物調べを行いました。
2009年度「栃窪いきものプロジェクト」の第2回が、6月14日(日)に行われました。
参加者は、集落の人、市内・市外からの人、「田んぼのイロハ」で草取りを終えた人など、総勢20人。
朝から小雨が降り、気温は15℃と低めでしたが、2時間ほど集落内を歩きました。

コオイムシを観察している参加者。
コオイムシを観察している参加者。

ため池や側溝の他、集落の人が休耕田に作った生き物の逃げ場などで、水辺の生き物を中心に調べました。小学生が次々と網で生き物を泥ごとすくい出し、大人たちはその度に見つかる生き物を観察しました。
見つかったのはプラナリア、コオイムシ、タヌキモ、ゲンゴロウ、サワガニ、クロサンショウウオの幼生、イトトンボのヤゴ、などなど。

参加者は「生物の教科書でしか見たことがない生き物を見て感動した」「小学生に戻った気持ちになった。楽しかった」と感想を話していました。