オンラインでの立教大学サービスラーニングを支援

 エコプラスは、2021年2月7日から10日まで新潟県南魚沼市で行われた立教大学のサービスラーニング(RSL)プログラムの支援をさせていただきました。

ECOPLUS supported an online “service learning practicum” of Rikkyo university based in Tokyo, on 7 to 10 February, at Minamiuonuma city, Niigata.

 立教大学の通称「雪掘り実習」は、これまでは3泊4日の実習として行われ、除雪活動などを通じて、雪国の地域社会、そして日本社会の現実を学ぶプログラムです。今回は新型コロナウィルスの感染拡大を受け、すべてがオンラインで行われました。

In past years, the program had been conducted as three nights and four days actual program staying in the snowy village, Tochikubo, learning the reality of current Japanese society through volunteer works like snow shoveling. However, because of Covid-19, the program of this year was totally conducted on-line.

 事前に南魚沼市栃窪集落での「雪掘り」活動や地域住民のインタビュー、栃窪小学校の毎日などを動画素材として準備し、それを見た上で、7日からオンラインでの授業が、14人の受講生を対象に行われました。

Students learned the situation of the village with video materials including footage of snow shoveling on the roof, interferes of the locals and introduction of the elementary school in the village with a total of 12 students from 1 to 6 grade. Then, online interactive session was held.

 栃窪小学校では、子どもたちが一年間の学びを、音楽や踊りや劇を組み合わせた発表を行い、それを大学生たちが視聴して質問を交わす展開となりました。

On 8 Feb., the interactive session with the elementary school was held. Kids presented what they learned during the school year with dance and play, then university and elementary students were communicated over the screen.

 また、地域のみなさんのご自宅に担当の高野孝子・同大客員教授がお邪魔してインタビューするなどして、少子高齢化の集落の実態を知り、また集落で取り組んでいる農業の実際を聞きました。

Also TAKANO Takako, an executive director of ECOPLUS and a visiting professor of Rikkyo university, visited community homes holding her laptop computer for the live interviews to offer the students the reality of the live and farming business in the snowy community.

 すべてオンラインで行わざる得ない展開となりましたが、大学生からは、この4日間の実習を通じて新しいものの見方、考え方を学ぶことが出来ました、などというコメントが寄せられていました。

Despite the hard situation by Covid-19, students looked like deepened understandings about the situation of Japanese society and acquired skills how to investigate current situation of the society and the prospect for the sustainable future.

エコプラスの2021年の活動予定について

 エコプラスは、今回の新型コロナウィルスの感染拡大に関して、予定していた各種プログラムを以下のように変更します。

 現場での活動は、しばらくの間、規模を縮小するなどして実施します。南魚沼市栃窪集落での無農薬天日乾燥米の販売・予約による地域の応援や、ヤップ島での持続可能な社会づくり活動のリモート支援などは継続して展開します。ご協力をお願いします。

雪ざんまいキャンプ

2021年3月20-22日実施予定
 人数を平常より絞り、参加者には事前の自主隔離、健康確認をしてもらった上で、感染防止策を取ったプログラム展開とします。

ヤップ島プログラム

 2021年8月実施予定(3月末に実施を判断)
 米国の渡航規制、日本再入国の規制、ヤップへの感染拡大のリスク、 ヤップで発症の場合の対応、国内での事前キャンプなどの実現可能性などで判断します。

田んぼのイロハ

 田植え(5月22、23日) それぞれ日帰りで実施。
 感染拡大の首都圏の人は事前の自主隔離などをしていただいて実施します。

 草取り(6月5、6、12、13日) それぞれ日帰りで実施。
  田植え同様、感染拡大の首都圏の人は事前の自主隔離などをしていただいて実施します。

 稲刈り(9月25、26日)実施予定
 同様に、感染拡大の首都圏の人は事前の自主隔離などをしていただいて実施します。

 お米の予約販売

 極端な少雪に見舞われた日本の山間地域は、スキー場を中心にした経済が、ウィルス騒ぎも加わって深刻な打撃を受けています。このため、早めではありますが、秋の収穫のお米の予約も始めます。準備出来次第、ウェブサイトに受付画面を用意します。

雪を存分に楽しむーー子どもデイキャンプ参加者募集

山あいの集落で、雪の世界を存分に楽しみます

 久しぶりの大雪となったこの冬。いまだ収まらない新型コロナウィルスの感染で、子どもたちは閉じこもりがちの日々だったと思います。夏と秋に引き続き、自然にたっぷりと触れてもらうデイキャンプを実施します。3月6,7日の両日、新潟県南魚沼市清水地区で行います。小学校3年生から中学生までが対象。お早めにお申し込み下さい。

 本事業は、全国で展開される、文部科学省総合教育政策局の「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」の一部です。

新型コロナウィルスへの対応 参加にあたっては、本人やご家族が発熱や、味覚嗅覚の異常がないこと、ご家族が密接な状況での飲食や業務をされていないこと、などを文書で確認させていただいた上での実施とさせていただきます。

  • 【日程・場所】 2021年3月6、7日 南魚沼市清水地区
  • 【集合・解散】 午前9時現地集合、午後3時半現地解散
  • 【対象・人数】 小学校3年生から中学生、両日とも20人
         (事前の健康チェックが必要です)
  • 【参加費】 500円(活動資材実費と傷害保険)
  • 【持ち物】お弁当、飲み物ほか。詳細は参加の手引きで説明します。
  • 【内容】 アニマルトラッキング(雪の上の足跡探し)、雪遊びなど。
  • 【申し込み】以下のフォームへの入力をお願いします。参加の手引き定員になり次第締め切ります。
  • 【後援】 南魚沼市、南魚沼市教育委員会(予定)
  • 【共催】 南魚沼市環境・野外教育研究会
  • 【主催】 特定非営利活動法人ECOPLUS TAPPO南魚沼やまとくらしの学校
    tappo@ecoplus.jp 090-3214-7549(大前)
性別(必須)

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