「Water」カテゴリーアーカイブ

Students from Yap learned a lot in Japan, Short Videoーーヤップ島の若者招へいのビデオが出来ました


A short video was completed and we finally succeeded to set our website to host the big video file on our site.
We still miss those smiles and shining eyeballs of all students in Japan.

 ヤップ島の若者たちに日本に来てもらってもう半年が経ちました。
 3月11日から20日までの日本滞在の様子が、8分33秒のビデオにまとまりました。若者たちの笑顔と輝くまなざしに、未来への希望を感じます。応援してくれた日本の若者たち、支援頂いたみなさま、ありがとうございました。

ヤップの若者の滞在の様子 link to daily reports

 

Day 2) Garbage and Water, ゴミと水を調べる

 緊張もほぐれ、良い雰囲気のなか始まった二日目。
 昨晩はよく眠れたのか皆の表情もやわらかい。

Observing the huge incinerator.
 まず向かった杉並清掃工場では概要ビデオを見たあと工場見学へ。
Big claws grab hundreds of garbage bags to be burnt.
巨大なクレーンがゴミを焼却炉へと入れている様子は、ヤップの子どもたちに大きな衝撃だったようでした。ゴミを減らす取り組みについても聞き、身の回りのことで何ができるかなどをディスカッションする材料となっていました。

Boat ride from Asakusa to Tokyo Bay.
 午後のクルージングは隅田川から東京湾へと下るルートで、お台場などの埋め立て地の見学でした。ゴミを埋め立ててつくったアンナチュラルな土地があることにみんな驚きの表情。でもこのストレンジカラーの海がヤップの海とつながっていると話すと…神妙そうな顔で考える子や「ヤップの海はきれいだし、日本人が汚くしてるんだよ」と言い放つ子ども、様々でしたが考えるいいきっかけにはなっていました。

 最後はスーパーマーケットでヤップと日本の違い探し。魚が包装されてることやすでに調理されたものが売られていること、たくさんの気付きがありました。

 夜のミーティングでのシェアリングを通して考えを深めることで、明日以降の活動や意識の持ち方が少しでも良い方向に変わればいいなと思います。
(記録:栗林瞭)

Busy day, March 21st, 3月21日の記録

21th, March, 2013
bySAKANE Natsumi
Today was one of the busiest day. And the weather was totally different from that of yesterday: it was cold and windy.
Most Yapese seemed to feel cold all day long. (some got out without giving it too much thought about the weather so they seemed even to get frozen. anyway, in a sense, it was a good experience for them to know the difference of climate before they go to Nigata)
We gathered at 7 in the morning!! (crazy….so early!!) We got on a bus and went to Tsukizi Fish Market.
At the market, Mr.Hirako showed us some restaurants which he recommended to have breakfast.
After we had breakfast, Mr.Niimi from Daito Gyorui company took us to see through the fish market. There were plenty of fish with different types, colors and shapes. Many of those fish seemed familiar to Yapish students.
And then Mr.Niimi gave us a lecture and showed us a video about how the fish market is working now and its history.
For me this was also the first time to see around Tsukizi fish market, so it was amazing and I learned about a lot of things.
Next we went to the “Chuohu Bohatei,” it is the dumping site of garbage from all over Tokyo 23 wards.
It was huge area. Even Japanese, we rarely see inside the dumping site, so there were a lot of things which I knew for the first time .
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Then, we tested water visibility in two spots in order to compare with that in Yap.  At a river management center and we were welcomed by a lot of officers and through the lectures here we learned that water and waste are really connected issues.
In late evening we took “UDON,” or Japanese noodles and had reflection session at the youth hostel exchanging opinions over trash and water issues.
At the end, I really appreciate my friend, Xinle, for her hard work for the translation in such busy schedule.

今日は一番といっていいくらいに忙しい日でした。

また気候も昨日の暖かな陽気とは打って変わり、寒くて風も強く、ヤップの子たちは日本の洗礼をうけたようでした。
(多くは寒さを甘く見て、一日中凍えていました。しかし、新潟に行く前でよかった)
 朝、7時にロビーに集合してバスに乗り、築地に出発。
 築地では、平子さんの案内で市場内で朝ごはんをいただき、その後、大都魚類の新美さんの先導で場内の魚売り場を見学させていただきました。
 そして、その後、会議室で主に築地市場につい てのビデオとレクチャーを受けました。
私自身も築地の場内に入るのは初めてでしたので、新しく知ることばかりで興味深い見学でした。
 次に中央防波堤に向かいます。ここは東京都23区のごみの最終処分場です。
 その後、荒川の知水資料館にも行きここでもレクチャーを受けましたが、ごみと水は別々の問題ではなく密接した問題であることを再確認させられました。
 途中、荒川と青梅川ではヤップの子たちが透明度を調査。彼らは同じことをヤップの海でもやってきたので、比較して振り返りミーティングでその結果についても議論しました。(結果は報告書をお楽しみに)
 予定より1時間遅れの帰りとなりへとへと。(もちろん、日本人も。うー ん、日本人のほうが!?)
 夕飯ははなまるうどんで各々楽しそうに好きなものを注文して……
そ ろそろ彼らも、ごはん前の「いただきます」、後の「ごちそうさま」は慣れたもの。お箸も大半がだいぶ慣れてきて楽しそうに夕食を食べていました。
 最後にホテルに戻って、振り返りです。昨日の簡単なものとは違い、たくさんの場所に行った今日は、振り返りもより踏み込んだ内容になります。
 それぞれに意見を言って考えを深めていき、およそ1時間。眠気と闘いながらのミーティングはヤップに行ったことのある人たちは経験済みだと思いますが、ヤップの子たちも頑張っていました。
 今日はテーマが水とごみということで、朝早くからたくさんの 場所にいき、レクチャーも3つほど受けたので、スケジュール的にはタイトでしたが、様々な問題が絡み合った、一筋縄ではいかない現実をみることができ、私たち日本人にとっても、もちろんヤップの子たちにとっても実り多き日でした。
 今日の寒さで風邪をひいたりする子がいないことを祈ります。
 最後に、通訳のために前準備を念入りにしてくれた友人のシンレ、ありがとう。とても感謝しています。
 坂根菜摘

Checking visibility in the Arakawa River 荒川で透明度調査

Checking visibility in the Arakawa River 荒川で透明度調査

Having done the visibility check in the Arakawa River, the river museum and the office staff explained about the human impact on the river. 荒川で透明度調査をし、資料館と河川事務所のみなさんからレクチャーを受けました。汚すのは簡単だけれど、きれいにするには長い時間と努力が必要、自然を壊さないように上手に暮らして行かなくては。