「野外教育」カテゴリーアーカイブ

高野孝子の地球日記

Aotearoaを訪ねて

現地で迎えてくれたイヒ博士(右奥)。マオリ独自の入れ墨をしています。

 Aotearoa、アオテアロアって何のことかわかりますか?

 ニュージーランドのことを、マオリ語でそう呼びます。マオリとは、ニュージーランドの先住民族で、ポリネシア系の人々です。13世紀ごろにwakkaと呼ばれるカヌーで、太平洋の島々からニュージーランドに渡来したと伝わっています。

 独自の言語(テ・レオ・マオリ)と文化、精神的な価値観を今も大切にしています。

 2025年9月上旬、私は7人の大学ゼミ生と一緒に、オークランド地域に暮らすマオリの友人、Ihirangi Hekeを訪ねました。「マオリの世界観から探るサステナビリティ」というテーマでした。彼を訪ねるのは3度目ですが、新しい気づきが多く、また少しマオリの世界観の理解に近づけた気がしています。

 2023年国勢調査によれば、同国の人口は約500万人で、7割がヨーロッパ系、多くが移民の子孫です。マオリとして民族アイデンティティを申告した人の数は約89万人、全人口の約18%。マオリ全体の85%が北島に暮らしています。

 世界各地の先住民族の多くが、植民地化や被支配、同化や抑圧、人権蹂躙の歴史を持ちます。20世紀後半にかけて、世界中で権利や尊厳を取り戻す長期の運動が展開され、法律も整ってきましたが、現在も様々なレベルでの差別があります。

 私がここ20年ほどで訪れた場所では、母語や知識、暮らしの技術を含む、アイデンティティに関わるさまざまな要素や誇りをいかに回復し、次世代に繋げていくかという取り組みがなされていました。

 マオリ文化も同様に抑圧されていましたが、1970年代に復興運動が始まりました。1987年にはマオリ語を公用語とする法律ができ、当初は私的な位置づけだった、マオリ語と価値観を教育の根幹に据えるマオリ語学校が1989年に正式な教育制度として認可されました。

訪ねたマオリ語学校。ハカを披露してくれました。

 マオリの文化と尊厳を取り戻す流れは成功を収めていると見なされていて、Ihiの元には世界各地から視察がやってくるそうです。私たちと同じ時期に、アメリカモンタナ州からクロウインディアンのチームが訪れていました。

 2017年にはWhanganui River(ワンガヌイ川)、2025年にはTaranaki mountain(タラナキ山)が法的人格を認められました。もちろん課題もありますが、川や山自身が権利・義務を有する存在となったのです!マオリの世界観が法律制度に反映されました。

 マオリにとっては自然の中にたくさんのatua(霊的存在)がいて、それは先祖であり彼らと一体化する存在です。

 Atuaと、日本における「八百万の神」や古来の神道についてIhiと話していた際、異なる点に気づきました。日本人にとって自然界の神々は、畏れ敬う存在。祈りを捧げて恵みや助けを乞います。マオリはなぜatuaに助けを乞わないのか、と聞いたところIhiは「atuaは我々の先祖なんだから、頼まなくてもこちらを助けるのは当たり前だろう」と返ってきました。なんだか笑ってしまいました。

 そして別の機会にIhiが言った”Maori never die”というフレーズ。彼らの文化はシェアする、分かち合う性質を持つ、と話します。それによって彼らの文化はさらに強く、そして続いていく、マオリは死なない、という表現につながります。それはatuaとのつながり、先祖との繋がりが極めて具体的に意識にあることも関係していると思います。

 1週間に満たない訪問でしたが、学生たちが「頭を殴られたみたい」というほど大きな衝撃があった経験となりました。私たちは誇り高いマオリの人たちに出会い、日常的な不正義に耐えながら、より良い社会を目指して戦っている、さまざまな活動をしている姿に接することができました。

迎えてくれたイヒ・ヘケを中心に。

 学生たちは、自分たちが「有利」な立場にあったことに気づいて愕然とし、マオリの高校生が強烈に示した「誇り」から、自分たちは何者かを自問したようです。私も、戦い続けるIhiたちの姿に心を打たれました。

 諦めずにやり続ける。またエネルギーを充填してもらった気がしています。(25年10月 髙野孝子)

ヤップ島プログラム 26年3月に実施

自然の中で仲間と暮らす、シンプルな10日間

 エコプラスは、ヤップ島プログラムを、26年3月に実施します。3月7日から18日まで、現地滞在10日間。1992年以来、30年以上つながってきたプログラム。太平洋でもっとも伝統を色濃く残すとされるヤップ島の、さらに中心部から離れた村落に受け入れてもらい、その自然と人々の暮らしから学びます。

 今回の滞在先は、ヤップ島北東部のマープ地区にあるトルー村。東に向かって浅い海が開けた美しい村です。

 ヤップ島では、サンゴの浅い海とすべての陸地が、個人や集落の所有となっていて、一般人の立ち入りが出来ません。観光客として入り込むことが極めて難しい場所です。エコプラスはこのトルー村や周辺の村のみなさんとは40年以上、お付き合いがあり、その上で今回久しぶりにプログラムを受け入れていただきます。

 プログラムのテーマは「豊かさとは何か」です。自然のすぐそばで、自然と調和した暮らしをいまも維持している村にお邪魔して、人としての毎日がどのように組み立てられているのかを体感し、その上にある「幸せ」とは何かを考えます。

 日本のようにふんだんに電気やガス、水道があるわけではありません。シャワーは水だけ。ネットもつながりません。地元の集会所の床に雑魚寝します。地域の方たちの動きを学びながら、自分たちで食事を作り、暮らしを組み立てていきます。日本からのスタッフも、手出しをせずに、安全面での見守りに徹します。

 シンプルな暮らしを通して、何が大切なのかを体験を通じて考える機会になります。社会のあり方を考える素材を見つけたい人におすすめです。

 ヤップ島プログラムは、1992以来30年以上実施され、400人以上の若者たちが関わってきました。それまでの価値観を揺るがされ、人生に大きなインパクトを受けた人たちが多いことが長年の追跡調査で示されています。

 2026年ヤップ島プログラム概要

【日程】2026年3月7日から18日
【対象】15~25歳程度の健康な男女。身体の障害、国籍は不問。新しいことに取り組み、自分の可能性にチャレンジする意欲を持つ人。
【プログラム費】15万円(滞在費含む)など。渡航費、成田空港までの旅費、保険料、事前準備、個人装備は除く。
【渡航費】ユナイテッド航空利用、10月22日現在で138,960円。
  往路 3月7日1100成田発、グアム経由8日0110ヤップ着
  帰路 18日0235ヤップ発、グアム経由 0955成田着
【定員】9名程度(最少催行人員6名)
【説明会・個別説明】11月29日まで随時(オンラインも可)
【参加締切】11月30日(定員に達し次第締切)
【プログラムの流れ】
 顔見せ会(12月13日土曜、もしくは14日日曜)で情報共有をし、準備を一緒にします。ヤップ島に関する下調べを行い、事前キャンプ(1月17-18日、日帰りの可能性あり)を経て現地へ。本番の後は、みんなで報告書を作成、報告会を実施します。応募の時点から準備、本番、そして報告会(6月ごろ)までがプログラムです。
【問い合わせ】info@ecoplus.jp

 関心ある人は、以下から仮申し込みを送ってください。説明会の連絡や本申込書、健康チェック票をお送りします。

ヤップ島プログラム2026仮申し込み

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笑いと共感に包まれて・・・ヤップ島プログラムの報告会開催

Surrounded by smiles and empathy… Presentation session of Yap -Japan Cultural Exchange Program

 2025年3月に実施したヤップ島プログラムの報告会が、7月5日午後、東京都千代田区で開催されました。プログラムに参加した7人による手作りの報告会に、家族や知人、エコプラス関係者ら20人余が参加、数名がオンラインで見守りました。

A presenttion session for the Yap-Japan Cultural Exchange Program, conducted in March 2025, was held on the afternoon of July 5 in Chiyoda Ward, Tokyo. The session by the seven participants of the program, was attended by over 20 people, including family members, friends, and member of ECOPLUS, with some others watching online.

 報告会では、現地に滞在した11日間の毎日の模様を、参加者の1人が順番に発表する形式で始まりました。未明に到着して、現地の方のトラックの荷台に乗って高校の図書室の床で仮眠したこと、トイレやシャワーを村人と一緒に作ったこと、主食のタロイモを掘りに行って、背丈を越す大きな葉っぱに驚いたこと、ココヤシの実の中の果肉を削ってココナツミルクなどにして調理に使ったこと、サンゴ礁の海に出て透き通った海の中に無数の魚がいたことに驚いたなど、生き生きと毎日の暮らしの様子が、写真とともに紹介されました。

The meeting began with each participant presenting the daily activities of the 11-day stay on the island. They shared experiences such as arriving in Yap in the very early morning, resting briefly on the floor of school library, building toilets and showers together with villagers, digging up taro, the main staple food, and being surprised by the huge leaves of taros, grinding the coconut meat to make coconut milk for cooking, and being amazed by the countless fish in the crystal-clear waters in the lagoon. These vivid accounts of daily life were accompanied by photos.

 続いて、それぞれがプログラムを通じて感じたことを発表。潔癖症で空港の床に座ることも出来なかった自分が気がつけばヤップ島で地面に座ってランタンを囲んで食事をするようになったこと、日本に帰ってからも丸い形のものを見るとヤップにあった石のおカネ(石貨)だと思ってしまうことなど、それぞれが笑顔いっぱいになって話す内容に、会場はやさしい笑いに包まれました。

Next, each participant shared their feelings about the program. One participant, who had previously been so obsessed with cleanliness that he couldn’t even sit on the airport floor, shared how he came to sit on the ground on Yap Island, surrounding a small lantern, to eat meals. Another shared how, even after returning to Japan, he couldn’t help but recognize the round objects they saw as the stone money in Yap. The participants spoke with big smiles on their faces, and the venue was filled with warm laughter.

 報告会の参加者は、九州や長野、新潟など遠方からも、プログラム参加者のご家族、過去のプログラム参加者、エコプラスの関係者などが集まりました。

 次回のヤップ島プログラムは、現地との調整などがうまく進めば、来年3月にも実施する予定です。

Some audience members traveled from distant locations such as Kyushu, Nagano, and Niigata.

The next program is scheduled to take place in March of next year, provided that coordination with the local community goes smoothly.

休日農業講座「田んぼのイロハ」稲刈り編25年9月20−21日(確定)     

Weekend Farming Workshop, Harvesting
“ABC” in a Rice Paddy, 2025- Sep 20-21

 相変わらず、おコメ不足が続いています。備蓄米をいくらお安く出したところで、構造的な課題はまったく変わっていません。しかも、この暑さ。今年のおコメがどうなるかも心配です。そのコメの世界の原点を学ぶのが「田んぼのイロハ」。稲刈り編を9月20-21日で開催します。

The extraordinary rice shortage continues. The government is selling stored rice but still fundamental issues are not yet discussed and resolved. Learn about the origins of the rice world. We will review the current state of rice by “harvesting rice”, by hands in a 100% organic rice paddies.

 舞台となるのは、魚沼盆地の平野部、樺野沢集落に位置します。代表理事髙野と事務局長大前夫婦が、2007年からお隣の長老に昔ながらの米作りを教わってきた、無農薬田んぼです。タニシやアキアカネ、アカハライモリ、ドジョウなどが無数に生息し、準絶滅危惧種のモートンイトトンボも確認されています。

The rice paddies for the program are which TAKANO Takako and OHMAE Junichi have been learning the traditional rice growing from elders living nearby since 2007. Without usage of chemical substances for nearly 20 years, we can observe many living creatures in the paddies such as pond snails, dragonflies, newts, loaches and others including listed species.

稲刈り編:海外からのお客さんが初体験

田んぼのイロハ稲刈り編
Rice Harvesting Workshop

集合時刻、場所
 9月20日午前10時45分。JR上越線上越国際スキー場駅前広場

解散 9月21日午後3時頃

宿泊場所
 民宿山田館(新潟県南魚沼市樺野沢14)

Gathering Time and Place
10:45 am on Sept. 20, at Joetsu Kokusai Skiing Ground Station, JR Joetsu line.

Accommodations
 Local Inn, “Minshuku YAMADA-Kan.”

交通案内
 20日午前8時52分東京駅発とき309号、10時20分越後湯沢着
 10時30分越後湯沢発上越線普通列車長岡行、10時44分上越国際スキー場前着

Suggested train schedule from Tokyo
  Joetsu Shinkansen Toki 309
 Departing Tokyo at 08:52, arriving Echigo-Yuzawa at 10:20
  Joetsu local line
 Departing Echigo-Yuzawa at 10:30, arriving Joetsu Kokusai Skiing Ground at 10:44

内容と持ち物
 無農薬田んぼでのお米作り、そして地域社会の暮らしや伝統について座学と実習です。無農薬田んぼで春から育ててきた稲をいよいよ収穫します。小雨決行。20日のお昼ご飯は各自持参。田んぼでの飲み物もご持参下さい。泥で汚れていい服装でどうぞ。ブヨがいますので、防虫スプレーや虫よけネットなどご用意下さい。田んぼはぬかるむので、長靴をお持ちください。詳しい内容と持ち物は、参加が確定した方々に「しおり」でお知らせします。

Contents and bringing
Lectures and hands-on training on rice farming and the life and traditions of the rural community. The harvest occasion in the chemical-free rice paddies where we have been attentive since Spring. Bring your own lunch for Saturday, and water during activities. Clothings may get muddy. Insect repellent, a hat/cap. Rubber boots needed. More information will be provided for those whose participation is confirmed.

定員 Limit of participants.
 15人程度。Up to around 15 participants.

参加費 Fee
 一般:16,000円(プログラム費、1泊2食の宿泊費、2日目の昼食、保険を含む)。学生12,000円(同)。男女別相部屋です。ご家族連れは調整させていただきます。学生等で田んぼ脇の民家での寝袋泊も可、9,000円。宿泊なしの場合は、大人8,000円、小学生は1,000円。
 16,000 JPY including program fee, accommodations with two meals, lunch on Sunday, insurance. Shared room. Students and other youth with sleeping bags can stay in a house next to the paddy with 9,000 JPY.

申し込み Application

 下のフォームからお申し込み下さい。Please use below application form. 問い合わせは、tappo@ecoplus.jpまで。If needed contact to tappo@ecoplus.jp

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休日農業講座「田んぼのイロハ」草取り編

Weekend Farming Workshop, Weeding
“ABC” in a Rice Paddy, 2025

 相変わらず、おコメ不足が続いています。半年以上前に農家の手を離れたコメは、どこに眠っていて、だれが2倍以上になって値段の差をいただいているのでしょうか。そのおコメの世界の原点を学ぶ「田んぼのイロハ」。無農薬栽培の一番の肝となる「田の草取り」を通じて、いまのおコメの姿を見直します。

 田植え(5月24-25日)
 草取り(6月21-22日)
 稲刈り(9月20-21日)
  (いずれも仮予定、気候の変動に応じ、2カ月前に確定します)

The extraordinary rice shortage continues. Where is the rice that left farmers’ hands more than six months ago, and who is profiting from more than double the price? Learn about the origins of the rice world. We will review the current state of rice by “weeding the rice field”, the most important part of 100% organic rice farming.

 Rice planting; May 24-25
 Weeding in the paddy; June 21-22
 Harvesting; September 20-21
  (Tentative; based on the climate condition, finalized in two months in advance)

 舞台となるのは、魚沼盆地の平野部、樺野沢集落に位置します。代表理事髙野と事務局長大前夫婦が、2007年からお隣の長老に昔ながらの米作りを教わってきた、無農薬田んぼです。タニシやアキアカネ、アカハライモリ、ドジョウなどが無数に生息し、準絶滅危惧種のモートンイトトンボも確認されています。

The rice paddies, we will conduct the program, are which TAKANO Takako and OHMAE Junichi have been learning the traditional rice growing by elders living nearby since 2007. Since no chemical materials has been used for nearly 20 years, many creatures such as pond snails, dragonflies, newts, loaches and others including listed species.

田んぼの草取り

田んぼのイロハ草取り編
Rice Planting Workshop

集合時刻、場所
 6月21日午前10時45分。JR上越線上越国際スキー場駅前広場

宿泊場所
 民宿山田館(新潟県南魚沼市樺野沢14)

Gathering Time and Place
10:45 am on June 21, at Joetsu Kokusai Skiing Ground Station, JR Joetsu line.

Accommodations
 Local Inn, “Minshuku YAMADA-Kan.”

交通案内
 21日午前8時52分東京駅発とき309号、10時20分越後湯沢着
 10時30分越後湯沢発上越線普通列車長岡行、10時44分上越国際スキー場前着

Suggested train schedule from Tokyo
  Joetsu Shinkansen Toki 309
 Departing Tokyo at 08:52, arriving Echigo-Yuzawa at 10:20
  Joetsu local line
 Departing Echigo-Yuzawa at 10:30, arriving Joetsu Kokusai Skiing Ground at 10:44

内容と持ち物
 無農薬田んぼでのお米作り、そして地域社会の暮らしや伝統について座学と実習です。中心となるのは無農薬田んぼでの草取り。小雨決行。21日のお昼ご飯は各自持参。田んぼでの飲み物もご持参下さい。泥で汚れていい服装でどうぞ。ブヨがいますので、防虫スプレーや虫よけネットなどご用意下さい。裸足で田んぼに入ると土の感触がじかに伝わるのでお勧め。ビーチサンダルなどがあると足を洗うのに便利です。さらに詳しい内容と持ち物は、参加が確定した方々に「しおり」でお知らせします。

Contents and bringing
Lectures and hands-on training on rice farming and the life and traditions of the rural community. Emphasis is on weeding the chemical-free rice paddies. Bring your own lunch for Saturday, and water during activities. Clothings may get muddy. Insect repellent, a hat/cap. We recommend to come into the paddy with bare feet to feel the soil directly. Beach sandals are useful to wash your feet in a stream. More information will be provided for those whose participation is confirmed.

定員 Limit of participants.
 15人程度。Up to around 15 participants.

参加費 Fee
 一般:16,000円(プログラム費、1泊2食の宿泊費、2日目の昼食、保険を含む)。学生12,000円(同)。男女別相部屋です。ご家族連れは調整させていただきます。学生等で田んぼ脇の民家での寝袋泊も可、9,000円。宿泊なしの場合は、大人8,000円、小学生は1,000円。
 16,000 JPY including program fee, accommodations with two meals, lunch on Sunday, insurance. Shared room. Students and other youth with sleeping bags can stay in a house next to the paddy with 9,000 JPY.

申し込み Application

 下のフォームからお申し込み下さい。Please use below application form. 問い合わせは、tappo@ecoplus.jpまで。If needed contact to tappo@ecoplus.jp

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村人の温かさと大自然に包まれた10日間・・ヤップ島プログラム2025春を実施

 エコプラスのヤップ島プログラムが、ミクロネシア連邦ヤップ島で、2025年3月9日から18日まで現地10日間滞在の日程で行われました。1992年から始まりほぼ毎年継続してきたプログラムは、新型コロナの影響で20年から23年まで中断、24年春には規模を縮小して再開し、今回は5年ぶりの本格開催となりました。

 参加したのは、高校生から大学生までの男4人女3人、それに前年の参加者1人がボランティアスタッフとして加わりました。

 滞在したのは、ヤップ島タミル地区のデチュムル村。2018年に続いて2回目の受け入れとなりました。拠点とさせてもらったのは、女性たちの集会所。台風時の避難場所ともなる、コンクリート製の平屋建ての建物です。

 到着した9日には、村人たちの指導で、寝るときに使うマットを、大きなヤシの葉っぱから編んで行きました。地面に柱を立て、細い竹を横に渡し、そこに枯れたヤシの葉っぱを差し込んで、トイレとシャワー室を作りました。煮炊きをする料理小屋は村人たちがすでに作成ずみ。集会所を寝床に、生活空間は外にある小屋を使う、現地の住環境と似た暮らしの場が出来ました。

 主食となるのは、タロイモ。直径10数センチ、長さ30センチにもなるサトイモの仲間です。背丈を越す巨大な葉っぱの下にあるイモを掘り出す方法も教えてもらいました。小さなイモを植えてから3年経つと収穫期。まず葉っぱを刃物で切断、先端を刃物状に削った直径5センチほどの木の先を根本に突き刺して根っこを切ると、引っこ抜く事が出来ます。取り除いた葉っぱで包んで、ヤシの葉っぱで編んだカゴに入れて持ち帰ります。

 掘り出した場所には、親芋の回りに出てきた子芋を新たに植え付ける。「こうすると1つ掘り出して、3つとか4つの次のイモの準備が出来るでしょ。だから次の食料がちゃんと用意できるの」と、高齢の女性が教えてくれます。

 イモの調理も、乾かしたココヤシの殻を最初の燃料とし、次に太い薪を使って、1時間半、バナナの葉っぱで中ぶたをして熱を逃がさないようにして煮続けます。全ての作業に、細々とした準備が必要で、丁寧に作業を重ねて食が準備されていきます。

 若いココヤシのジュースを飲むにも、高さ数メートルから10メートルもの木に登り、ラグビーボールほどに育った実を落とし、暮らしの場に運んで、分厚い殻を大なたで切り落として飲みます。長老や客人に出すとき、自分ですぐにのみたい時など、状況に応じてその切り方も変わります。細かな技を、参加者たちは徐々に理解し、会得していきました。

 ハイライトは、2泊3日のホームステイ。それぞれが家庭に家族として招かれ、その暮らしの中に入れてもらいました。戻ってきた参加者は、人々の輪に溶け込み、笑顔があふれていました。

 観光として現地を消費するのではなく、その場の暮らしに飛び込ませてもらい、同じ目線で、いまを感じ未来を考える体験を、村人たちの細かな気配りの中で重ねさせてもらいました。現地での暮らしの間、スマホは一切触る事なく、SNSも無縁の時間を過ごしました。

 帰国時のふり返りでは、「日本での暮らしの中でいらないものがあるのではないかと思った。すき間の時間にインスタを見るよりも何かを作る事の方が面白いのではないかと思った」「地元の生活に入れてもらう事で、その文化とか伝統とかが分かった。生活の中に文化があった」「手間ひまをかけた暮らしだからこそ、食事にも何にでも感謝があふれているように感じた」などと話していました。

 豊かさとは何かをテーマにして続けてきたヤップ島プログラム。「便利」を追い、デジタル漬けの日々から離れ、視線をあわせて人々と語り合う濃密で丁寧な暮らし。わずか数世代前までは日本でもそうであった、人々と自然が密接な暮らしを体験する中で、新しい価値観への入り口が見えてきたようです。

 参加者たちは、無数の体験をかみしめながら、ふり返りを文字化し、報告書を作り上げ、7月5日に報告会を開く予定です。お楽しみに。

休日農業講座「田んぼのイロハ」2025

Weekend Farming Workshop,
“ABC” in a Rice Paddy, 2025

 コメ騒動で、日本は大騒ぎです。そのおコメが一体どのように作られているのか。その作り方はどう変わってきたのか。これからどうなるのか。
 つい2-3世代前までは、ほとんどの人が自分のコメを自分で栽培していました。その無農薬天日乾燥というコメ作りを丁寧に追う事で、農と食、そして現代社会の課題が体感として分かってきます。シニアから、社会人、学生、家族連れに好評なプログラムです。

 田植え(5月24-25日)
 草取り(6月21-22日)
 稲刈り(9月20-21日)
  (いずれも仮予定、気候の変動に応じ、2カ月前に確定します)

Japan is in an uproar over rice. How is this rice produced? How has the production process changed? What will happen in the future?
 Just a few generations ago, most people grew their own rice. By carefully following the process of growing rice without chemicals and drying it in the sun, you will get a sense of the issues facing agriculture, food, and modern society. This program is popular with seniors, adults, students, and families.

 Rice planting; May 24-25
 Weeding in the paddy; June 21-22
 Harvesting; September 20-21
  (Tentative; based on the climate condition, finalized in two months in advance)

 舞台となるのは、魚沼盆地の平野部、樺野沢集落に位置します。代表理事髙野と事務局長大前夫婦が、2007年からお隣の長老に昔ながらの米作りを教わってきた、無農薬田んぼです。タニシやアキアカネ、アカハライモリ、ドジョウなどが無数に生息し、準絶滅危惧種のモートンイトトンボも確認されています。

The rice paddies, we will conduct the program, are which TAKANO Takako and OHMAE Junichi have been learning the traditional rice growing by elders living nearby since 2007. Since no chemical materials has been used for nearly 20 years, many creatures such as pond snails, dragonflies, newts, loaches and others including listed species.

長年使われてこなかった田んぼ。復活2年目の収穫は上々でした。

田んぼのイロハ田植え編
Rice Planting Workshop

集合時刻、場所
 5月24日午前10時45分。JR上越線上越国際スキー場駅前広場

宿泊場所
 民宿山田館(新潟県南魚沼市樺野沢14)

Gathering Time and Place
10:45 am on May 24, at Joetsu Kokusai Skiing Ground Station, JR Joetsu line.

Accommodations
 Local Inn, “Minshuku YAMADA-Kan.”

交通案内
 24日午前8時52分東京駅発とき309号、10時20分越後湯沢着
 10時30分越後湯沢発上越線普通列車長岡行、10時44分上越国際スキー場前着

Suggested train schedule from Tokyo
  Joetsu Shinkansen Toki 309
 Departing Tokyo at 08:52, arriving Echigo-Yuzawa at 10:20
  Joetsu local line
 Departing Echigo-Yuzawa at 10:30, arriving Joetsu Kokusai Skiing Ground at 10:44

内容と持ち物
 無農薬田んぼでの、手作業での田植え。小雨決行。24日のお昼ご飯は各自持参。田んぼでの飲み物もご持参下さい。泥で汚れていい服装でどうぞ。ブヨがいますので、防虫スプレーや虫よけネットなどご用意下さい。裸足で田んぼに入ると土の感触がじかに伝わるのでお勧め。ビーチサンダルなどがあると足を洗うのに便利です。さらに詳しい内容と持ち物は、参加が確定した方々に「しおり」でお知らせします。

Contents and bringing
Planting seedlings by hands. Will be cancelled only in stormy condition. Bring your own lunch for Saturday, and water during activities. Clothings may get muddy. Insect repellent, a hat/cap. We recommend to come into the paddy with bare feet to feel the soil directly. Beach sandals are useful to wash your feet in a stream. More information will be provided for those whose participation is confirmed.

定員 Limit of participants.
 15人程度。Up to around 15 participants.

参加費 Fee
 一般:16,000円(プログラム費、1泊2食の宿泊費、2日目の昼食、保険を含む)。学生12,000円(同)。男女別相部屋です。ご家族連れは調整させていただきます。学生等で田んぼ脇の民家での寝袋泊も可、9,000円。宿泊なしの場合は、大人8,000円、小学生は1,000円。
 16,000 JPY including program fee, accommodations with two meals, lunch on Sunday, insurance. Shared room. Students and other youth with sleeping bags can stay in a house next to the paddy with 9,000 JPY.

申し込み Application

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高野孝子の地球日記

日本と世界の「フェイクとファクト」

 兵庫県の知事選の結果には驚いた人たちも多かったのではないでしょうか。県議会が全会一致で不信任決議をし、失職したその本人が再選を果たしたのですから。

 パワハラ疑惑などで内部告発された一連の調査はまだ途上。兵庫県職員約9700人の4割以上が、知事のパワハラを見聞きしたとアンケートに回答しています。その本人が改めて知事として登庁し、拍手で迎えた職員の人たちはどのような気持ちでしょう。

 職員の方々だけでなく、メディアも含め、兵庫県民が選んだ結果と理解しながらも、何か違和感があるのは、つい最近の他の選挙の時と一緒だと思いました。

 アメリカ大統領選挙です。

 あれだけ競り合っていると言われていたハリス候補とトランプ候補。蓋を開けてみたら、トランプ候補の圧勝。年代、人種、性別を問わず、トランプ候補が支持を伸ばしていました。アメリカ国民のチョイスとして受け入れる以外ないわけですが、アメリカ第一主義を掲げ、アメリカ経済を強くするためなら地球環境も他国もどうでも良いという彼の発言を思うと、この先どうなるのか呆然としてしまいます。

 二つの結果に共通しているのは、メディアを通して持っていた印象と結果の違いかもしれません。かつてトランプ氏が放った「フェイクニュース」という言葉が、私たちと情報の関係を変えてしまった気がしています。裏付けのある信頼できる情報かどうかより、聞きたいことや信じたいものしか受け取らない傾向が強くなっているのかもしれません。しかし「フェイクニュース」という言葉と共に、「ファクトチェック」という言葉も出てきました。

 聞きたいことを聞いてしまうのは、私もそうです。でもそれを自覚して、本当にそうなのか、自分に都合がいいから賛同しているんじゃないか、と少し間を取って考えます。ゆとりがない時もありますが、できるだけ自分でファクトを調べます。これも何がファクトなのか要注意です。

 11月から12月にかけて、とても重要な国際的な取り決めの場が開かれます。

 一つはCOP29、気候変動枠組み条約締約国会議。11/22までなので、皆さんがこれを読む頃には、もう結果が出ているかもしれません。荒れ狂う気候とやまない戦争を抱えながらも、なんとか人類の未来を諦めないための約束事がどのようになされるか。もう一つが国際プラスチック条約。プラスチック汚染を解決するための初めての国際条約で、決定すれば国際的な法的拘束力を持ちます。別の機会に改めて書きたいと思いますが、私たちの体内には呼吸や飲み物、食べ物を通してマイクロ・ナノプラスチックがすでに入っていて、それによる健康被害の調査結果が今年になっていくつも発表されています。

 アメリカの次の大統領は、気候変動否定論者です。どんな意図を持って何を語るか、鵜呑みにせず、さまざまな情報源にあたって判断し、行動したいところです。

(2024年11月20日 髙野孝子)

 

ヤップ島プログラム 25年3月に実施

デジタル漬けの空間から離れ、素になって生きる

 エコプラスは、ヤップ島プログラムを、25年3月に実施します。3月8日から19日。現地での10日間の本格プログラムとしての実施です。

 舞台となるのは、ヤップ島東部のタミル地区にあるデチュムル村。ヤップ島では、サンゴの浅い海とすべての陸地が、個人や集落の所有となっていて、一般人の立ち入りが出来ません。観光客として入り込むことが極めて難しい場所です。いまでも石のお金(石貨)が使われる、太平洋諸島の中でももっとも伝統を色濃く残す地域でもあります。エコプラスは40年来のお付き合いの中で、このプログラムを実施しています。

 プログラムのテーマは「豊かさとは何か」です。自然のすぐそばで、自然と調和した暮らしをいまも維持している村にお邪魔して、人としての毎日がどのように組み立てられているのかを体感し、その上にある「幸せ」とは何かを考えるプログラムです。

 日本のようにふんだんに電気やガス、水道を使う暮らしとは違います。シャワーは水だけ。屋外にシャワー小屋を現地の人と作るところから始めます。ネットもつながりません。集落の女性たちが活動する建物のタイルの床に雑魚寝します。地域の方たちの動きを学びながら、自分たちで食事を作り、暮らしを組み立てていきます。日本からのスタッフも、手出しをせずに、安全面での見守りに徹します。

 自給自足経済を基盤としたシンプルな暮らしの中に、お邪魔させてもらい、シンプルな暮らしを通して、何が大切なのかを体験を通じて考える機会になります。

 ヤップ島プログラムは、1992以来30年以上実施され、400人以上の若者たちが関わってきました。それまでの価値観を揺るがされ、人生に大きなインパクトを受けた人たちが多いことが長年の追跡調査で示されています。

 豊かさや幸せを考えたい人、これからの社会のあり方を考える素材をたくさん見つけたい人におすすめです。

 2025年ヤップ島プログラム概要

【日程】2025年3月8日から19日
【対象】15~25歳程度の健康な男女。身体の障害、国籍は不問。新しいことに取り組み、自分の可能性にチャレンジする意欲を持つ人。
【プログラム費】15万円(滞在費含む)など。渡航費、成田空港までの旅費、保険料、事前準備、個人装備は除く。
【渡航費】ユナイテッド航空利用、9月末現在で147,300円。
  往路 3月8日1700成田発、グアム経由9日0110ヤップ着
  帰路 19日0235ヤップ発、グアム経由 0955成田着
【定員】10名程度(最少催行人員6名)
【説明会・個別説明】12月6日まで随時(オンラインも可)
【参加締切】12月7日(定員に達し次第締切)
【プログラムの流れ】
 顔見せ会(12月14日午後、もしくは15日午前)などで情報共有をし、準備を一緒にします。ヤップ島に関する下調べを行い、事前キャンプ(1月11-12日、日帰りの場合も)を経て現地へ。本番の後は、みんなで報告書を作成、報告会を実施します。応募の時点から準備、本番、そして報告会(6月ごろ)までがプログラムです。
【問い合わせ】info@ecoplus.jp

 関心ある人は、以下から仮申し込みを送ってください。説明会の連絡や本申込書、健康チェック票をお送りします。

ヤップ島プログラム2025仮申し込み

お名前のよみを記入して下さい
社会人の場合は所属、学生の場合は学校学年を
前の質問で「その他」を選ばれた方は、ここに具体的にお書き下さい


休日農業講座「田んぼのイロハ」2024稲刈り編

Weekend Farming Workshop,
“ABC” in a Rice Paddy, 2024, Harvesting

 田んぼのイロハ稲刈り編を、9月21-22日の週末に実施します。無農薬田んぼのイネは、長雨や猛暑という不安定な夏を耐え、立派な穂を出し始めています。あと1カ月ほど、毎日の平均気温の積算が950度から1,000度になると稲刈り適期と言われます。どんなおコメが、出来るでしょうか。

ECOPLUS will conduct the weekend faming workshop, “ABC in a rive paddy,” on 21-22 September in Minamiuonuma, Niigata. We are again having unstable climate until now including too hot and too long rainy condition. Now new ears of rice are coming out and the flowers of rice are fully blossoms. When accumulated daily mean temperature will reached to 950 -1000 in Celsius, it is the best time to harvest.

稲刈り開始 Starting harvesting by hands

 「田んぼのイロハ」は、「農」の基本に立ち返って、そこからうまれる食、そして私たちの暮らしを考え直すプログラムです。カマを使って手で稲を刈り取り、束ね、干します。半世紀前までは日本中で当たり前だった作業と光景。いまでは「機械化」されてすっかり姿を消しました。

The workshop aims to re-think about so-called modern and convenient life style through hands-on experience in totally organic rice paddies and with the traditional way to grow rice. Using sickles, we will cut the stalks of the rice by hands and will tie sheaves to hang for sun-dry. Those activities are almost gone in industrialized faming now.

 カマを当てた時のイネの茎の強さ、担いだときの稲束の重さ、そしてこすれ合う米粒が起こす鈴のような乾いた音、五感で収穫を感じましょう。

You can enjoy the strength of the stalks as you cut the stalks with a sickle, the weight of the sheaves on your shoulder and listen to the sound made by the grains touching each other.

田んぼのイロハ稲刈り編
Harvesting Workshop

集合時刻、場所
 9 月21日午前10時45分。JR上越線上越国際スキー場駅前広場

宿泊場所
 民宿山田館(新潟県南魚沼市樺野沢14)

Gathering Time and Place
10:45 am on June 21, at Joetsu Kokusai Skiing Ground Station, JR Joetsu line.

Accommodations
 Local Inn, “Minshuku YAMADA-Kan.”

交通案内
 21日午前8時52分東京駅発とき309号、10時20分越後湯沢着
 10時30分越後湯沢発上越線普通列車長岡行、10時44分上越国際スキー場前着

Suggested train schedule from Tokyo
  Joetsu Shinkansen Toki 309
 Departing Tokyo at 08:52, arriving Echigo-Yuzawa at 10:20
  Joetsu local line
 Departing Echigo-Yuzawa at 10:30, arriving Joetsu Kokusai Skiing Ground at 10:44

内容と持ち物
 無農薬田んぼで、カマを使って手作業で稲刈りをします。小雨決行。21日のお昼ご飯は各自持参。田んぼでの飲み物もご持参下さい。泥で汚れていい服装でどうぞ。ブヨがいますので、防虫スプレーや虫よけネットなどご用意下さい。田んぼはぬかるみますので長靴が必要です。数に限りがありますが、長靴のレンタルも可(800円)。さらに詳しい内容と持ち物は、参加が確定した方々に「手引き」でお知らせします。

Contents and bringing
Harvesting by hands. Will be cancelled only in stormy condition. Bring your own lunch for Saturday, and water during activities. Clothings may get muddy. Insect repellent, a hat/cap. We recommend to come into the paddy with rubber boots. Boots rentals are available with 800 JPY. More information will be provided for those whose participation is confirmed.

定員 Limit of participants.
 15人程度。Up to around 15 participants.

参加費 Fee
 一般:16,000円(プログラム費、1泊2食の宿泊費、2日目の昼食、保険を含む)。学生12,000円(同)。男女別相部屋です。ご家族連れは調整させていただきます。学生等で田んぼ脇の民家での寝袋泊も可、9,000円。宿泊なしの場合は、大人8,000円、小学生は1,000円。
 16,000 JPY including program fee, accommodations with two meals, lunch on Sunday, insurance. Shared room. Students and other youth with sleeping bags can stay in a house next to the paddy with 9,000 JPY.

申し込み Application

 下のフォームからお申し込み下さい。Please use below application form. 問い合わせは、tappo@ecoplus.jpまで。If needed contact to tappo@ecoplus.jp

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