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ヤップ島プログラム24年3月再開

 エコプラスが1992年から展開してきたヤップ島プログラム。2019年夏の実施を最後に、新型コロナの感染拡大で中断してきました。24年3月、再開第1回を実施することにしました。

 期間は、3月16日から24日。現地での7日間のプログラムです。

 舞台となるのは、ヤップ島東部のタミル地区にあるアフ村。

 テーマはこれまで通りの「豊かさとは何か」です。自然のすぐそばで、自然と調和した暮らしをいまも維持している村にお邪魔して、人としての毎日がどのように組み立てられているのかを体感し、その上にある「幸せ」とは何かを考えるプログラムです。

 現地では、地域の方たちの動きを学びながら、自分たちで食事を作り、暮らしを組み立てていきます。スタッフは手出しをせずに、安全面での見守りに徹します。

 今回は日程の確定も直前だったために、事前キャンプなどができないかもしれません。趣旨を十分に理解いただける方に参加いただければと思います。

 2024年ヤップ島プログラム再開第1回概要

【日程】2024年3月16日から24日
【対象】15~22歳程度の健康な男女。身体の障害、国籍は不問。新しいことに取り組み、自分の可能性にチャレンジする意欲を持つ人。
【プログラム費】10万円(滞在費含む)など。渡航費、空港までの旅費、保険料、事前準備、個人装備を除く。
【渡航費】ユナイテッド航空利用、19万円程度。
  往路 成田発グアム行865便、グアムからは185便
  帰路 ヤップ発186便、グアムからは196便
【最少催行人員】6名
【プログラムの流れ】
 事前に顔見せ会などで情報共有をし、準備を一緒にします。ヤップ島に関する下調べを行い、本番の後は、みんなで報告書を作成、報告会を実施します。応募の時点から準備、本番、そして報告会(6月ごろ)までがプログラムです。
【問い合わせ】info@ecoplus.jp

 ご希望の方は、以下に記入をお願いします。エコプラスから詳細申込書と健康チェック票をお送りします。

ヤップ島プログラム2024申し込み


豪雪の山里で大学生が「サービスラーニング」

すっぽり埋もれた1階の窓ぎわを掘り出す。

 新潟県南魚沼市栃窪集落で、2017年2月5日から8日まで、立教大学のサービスラーニング「RSL-南魚沼」が開かれました。サービスラーニングは、現場で奉仕活動をしながら実社会を学ぶ手法で、日本国内でもいくつかの先進的な大学で取り組まれており、立教大学は過去2年の試行を経て、今年度から正規科目として位置付けられました。

 参加したのは、1年生から3年生までの18人。政治、経済から心理、文学、社会など多様な学部学科からの参加でした。

地元のお宅で集落の農業について話を伺う。

 栃窪集落は、戸数54、人口約160人。半数の家庭が高齢者が1人か2人で暮らしている過疎の集落です。学生たちは、集落の長老から集落の状況についての講義を受けました。
「生活の営みとして何百年と続いてきた稲作は、産業としての農業になることを求められてきた」
「農地を集約して出来る大規模農家以外は、農家はいらないとされて、その結果として、過疎高齢化がさらに進むしかない」
「10年後に何軒の家がここに残っているか。集落の存続が危ぶまれる」
そんな生々しい現状に、学生たちは息を飲んでいました。

 期間中の奉仕活動は、高齢者宅などの除雪作業。まったく経験のない学生がほとんどだったので、スコップやスノーダンプといった除雪道具の使い方を地元の方に教えてもらい、作業にかかりました。屋根から落ちてきた雪で1階部分の窓が完全に埋まった家が多く、窓際部分を除雪して、室内に光が入るようにがんばりました。

伝統の輪かんじきをはいて背の丈以上もある雪の上を歩く。

 2日目には、全校児童が10人になった地元の栃窪小学校を訪問。子どもたちが行っていた豆まきの行事に加えてもらって、一緒にゲームなどもしました。3日目には、家庭訪問。4つのグループに分かれて、別々のお宅を訪ね、雪国の暮らしや昔と今の変化、これからの村の姿などについて話を聞かせてもらいました。

 最終日の発表では、「都会ではまったく気付かなかった、水や米と自分とのつながりに気付けた。日々の暮らしが遠くの場所にもつながっているんだと感じた」「自分だけのために生きるのではなく、地域や社会で自分の役割がある、自分のためだけではない生き方に気付いた」「都会のものにあふれる豊かさとは違う、別の豊かさがあることが分った」「参加したほかの学生とここまで一生懸命に議論できた」などという感想が聞かれました。