幸せの虹

7月27日の午後6時頃、そろそろ仕事を終わりにしようかというときに、集落の人から電話がかかってきました。「空を見ろ!すごいぞ!!」

 

 溜め池の水鏡に移る虹。
溜め池の水鏡に移る虹。

あわてて事務所の外に出てみると、下の地域に雲海のようにたまった雲が、もう栃窪からは見えない夕陽に照らされて金色に光っています。そしてその上に、大きな虹がでていました。
さらにあわててカメラを取りに事務所に行き、もう1人のスタッフともっとよく見えそうなところへ走りました。

イロハ田んぼへいく方のお墓の近くに行くと、電話で教えてくれた人や近所の人が外に出て虹を見ていました。虹はさっきよりも色濃くはっきりと出ていて、しかも二重にかかっていました。まわりの雲は夕焼けで赤く染まり、大きな虹はくっきりと地上から地上まで弧を描き、とても幻想的でした。

その日は、ご近所からたくさんいただきものをして、虹のおかげで良い事があったのかも、とさえ思えました。
この写真を見たみなさんにも良い事がありますように!

 しばし空に見とれました。
しばし空に見とれました。

First ”Energetic Rural Area Network National Convention” Hosted in Tochikubo

Seven organizations from Hokkaido to Okinawa and community residents, close to 50 participate   July 24-25
In addition to six founding member organizations, groups and individuals from Tokyo, Gunma and Niigata participated in the first ”Energetic Rural Area Network National Convention.” All participants are active in the vitalization of small regional villages.

OLYMPUS DIGITAL CAMERAAdditionally, Mr. Sasaki, who manages the Kurikoma Kougen Nature School in a region that was severely damaged by the Iwate-Miyagi Inland Earthquake, participated as a special guest; he reported on how community members came together in the aftermath of the quake.

After taking a stroll in Tochikubo Village, participants introduced their activities to one another. Several examples from regions all over Japan in which locals work together with young people from outside the community for community vitalization were shared. Following dinner, Mr. Nakagawa, a veteran organic farmer from Yamagata Prefecture introduced examples of communities developing by attracting young people from outside the community that want to do organic farming.

OLYMPUS DIGITAL CAMERAMr. Kobayashi from Kumamoto Prefecture spoke of the significance of the network. ”As birthrates decline and a the aging population grows, the Energetic Rural Area Network will become important. In one sense, rural areas are at the forefront of these trends. I believe that sharing information at this convention will become of precious value.”

The second national convention is planned to be held next year in Kumamoto Prefecture.

セミがセミになるまで

集落のおじいさんが、セミになる前のセミ(幼虫)を持ってきてくれました。

 

 朝までカラのままかと思っていたら、夜9時頃にはもうカラから出てきていました。
朝までカラのままかと思っていたら、夜9時頃にはもうカラから出てきていました。

7月25日、ちょっと遅くまで事務所にいて、そのあと集落のみなさんとお盆祭りの出し物の練習をしていました。
そこへ、よく知っているおじいさんが来て、「こんなものがいたぞ」と手を差し出します。見てみると、手の中でセミの幼虫がもぞもぞしていました。足にはまだ土のかたまりがついていて、土から出て間もないようでした。
「はい」と渡されて受け取ったまではよかったけれど、よく考えたらどうしていいかわかりません。とにかく抜けがらを思い出して、幼虫がぶら下がれる植物を探しに外へ行きました。しかし暗くてちょうどいいものが見つけられず、仕方なく割り箸と生けてあったあじさいを虫かごに入れて、いったんその中に入れました。

しばらく動きまくっていた幼虫は、40分後くらいにはだんだん動かなくなってきました。「これじゃあ飛び立てないかもしれない」と無理矢理かごのそとに出し直しました。そして何の根拠もなく「セミになるのは朝早くだ」と思っていたので、練習に戻りました。
1時間後、練習を終えて帰ろうと事務所に行ってみると!もう幼虫の背中が割れて、セミが出てきているではありませんか。白い、まだセミとは似ても似つかない状態です。白い体全体がカラから出ていて、頭が下向きになっています。

 夜11時頃、頭が下向きだったのにいつの間にか上向きになっていました。羽も広がってきて、すっかりセミらしくなりました。
夜11時頃、頭が下向きだったのにいつの間にか上向きになっていました。羽も広がってきて、すっかりセミらしくなりました。

どうしても過程を見たかったので、持ち帰って観察することにしました。そのままおそるおそる、普通なら3分くらいでつく道を8分くらいかけて帰りました。
羽は薄いきれいな緑色に広がっていました。目も黒目がちでツブラです。その目がとてもかわいくて、しばらく見ていました。
翌朝、セミは茶色くなっていましたが、じっとして動かなかったので、かごごと外の木や草がある近くにおいておくことにしました。
ここまでで約12時間かかりました。大人になったあのセミは、精一杯生きてくれていることでしょう。せみが

元気なへき地ネットワーク全国大会が開かれました

過疎高齢化が迫る地方の集落をどのように活性化するのかを話し合う「元気なへき地ネットワーク」の第1回大会が開かれました。
全国各地で地域に根ざした試みを展開する仲間たちが集る「元気なへき地ネットワーク」第1回全国大会が、2008年7月24、25の両日、新潟県南魚沼市栃窪集落で開かれ、北海道から沖縄までの7団体のほか、地元住民ら計のべ約50人が参加して、地方の元気をどう取り戻していくかを語り合いました。

会議に参加したのは、北海道の霧多布湿原センターの阪野真人さんや沖縄県のやんばるエコツーリズム研究所の中根忍さんら同ネットワークの設立メンバーである6団体のほか、東京や群馬、新潟などで活動する団体や個人。いずれも、小さな地方集落を舞台にその活性化に取り組んでいるみなさん。

岩手宮城内陸地震の被害と復興状況を説明するくりこま高原自然学校の佐々木豊志さん(中央右)
岩手宮城内陸地震の被害と復興状況を説明するくりこま高原自然学校の佐々木豊志さん(中央右)

さらに今回は、特別ゲストとして岩手宮城内陸地震で大きな被害を受けた栗原市耕英地区で自然学校を運営している「くりこま高原自然学校」の佐々木豊志さんも参加し、避難指示が出たまま地域に戻れない中での、地域が一体となった取り組みを報告しました。

一行は、60世帯、人口約200人の栃窪集落を散策して視察したあと、それぞれの活動内容を紹介しあいました。地域の区長さんらが理事としてNPO法人を構成し、外部からの若者らがそのスタッフとなって支えている構造が、あちこちで始まっていることが浮き上がってきました。

夕食後は、山形県で長年有機農法に取り組んできた「たかはた共生塾」の中川信行さんが、有機農業を通じて外部の人々も呼び込んだ形で地域が発展している例を紹介。「農業をやりたいという人が80人くらい集まっている。都市で働いている人が、地域でいかに定住してもらうか。人的交流をいかに盛んにするかが大事。人的交流のできる地域であるかが発展できる地域のカギになるのではないか」と外部との交流の大切さを指摘しました。

2日間の議論を通じて、「集落にある当たり前のものが持つ価値の再評価」や「村内外の協働」が大切であるという声が多く聞かれました。

内外の交流のあり方については、集落にあるものやサービスを、外部社会と金でやりとりするのではなく、その価値観を共有した上での関係構築こそが、グローバル経済とは違った、地域と信頼に根ざした地域経済を作れるのではないかと議論は深まっていきました。

集った参加者のみなさん。背景は栃窪集落のシンボルになっている樽山(736m)
集った参加者のみなさん。背景は栃窪集落のシンボルになっている樽山(736m)

熊本県の「きらり水源村」の小林和彦さんは、「へき地の取り組みは、今後日本中で少子高齢化が進んでいく中で重要になってくる。ある意味、へき地は全国の最先端を走っている。この場での情報交換は大変貴重な価値を持つことになるのではないか」とへき地ネットの存在意義を語ってくれました。

アウェーの洗礼を浴びた「棚田草刈りアート選手権」

東京都在住のデザイナー宮部浩司さんによる「棚田草刈りアート選手権」出場の報告です。アウェーの宮部さんの奮闘結果やいかに。

最近僕は、スポーツ自転車を買ったのです。それが嬉しくて、愛車を新幹線に積み、大会の前日、越後湯沢から栃窪まで自転車で行きました。それが間違いのもとでした。山の上の栃窪に着いたときには、すでに次の日の体力を使い尽くしていました。その夜、笛木晶さんが「夏限定何とか原酒」というものすごく美味しいお酒をもって現れ、草取りに来ていた新潟日報の山田さんとしこたま飲んでしまいました。第二の間違いでした。

草刈り機の使い方を教えてくれた日熊良一さんが、「8時なんかに始めていたら間にあわねえぞ」と脅すので、翌日5時に起きたものの、足腰の乳酸濃度と、体中のアルコール濃度は極限まで達していたのか、身体はふらふら。そこへもって、笛木幸治さんのお父さんが使っているという草刈り機は、おっそろしく重く、肩にずっしりと食い込みます。エンジンのかけたかが分からずにおろおろしていたら、晶さんが通りかかったので、かけてもらいました。ブオーーーーーン。

とにかく、始めてはみたものの、タテ7〜8メートル、ヨコ50メートルぐらい(たぶん)のでっかい畦のキャンパスにどうやって構図をとっていいのか、さっぱり検討がつきません。ふだんマックでいかにちんまりした仕事しかしていなのかを痛感しました。実際草を刈ってみると、自分の足下の草の模様が、遠くからどう見えるのかがさっぱり検討がつきません。しかたがないので、畦を下りてその下の田んぼをぐるっと回って絵の正面まで行って確かめて、またえっちら上るという作業の繰り返し。これはきつい。本当にきつい。

午前の作業を終えた宮部さん。午後の作業はほとんど手抜き?
午前の作業を終えた宮部さん。午後の作業はほとんど手抜き?

EAの2文字を描いたところで、朝食、そして開会式。いよいよ本戦の開始です。気温はどんどん上昇し、ぬぐってもぬぐっても吹き出てくる汗。全身びしょびしょです。RTまで描いたところで、隣のキャンバスで制作をしていた岩井さんたちから休憩しようと声をかけていただいて、車の陰でいっぷく。みなさんが持ち寄った、あさ漬けの茄子やら、トマトやらきゅうりやらの夏野菜が並ぶ。うめー!めちゃくちゃうめー!最高っす。これが食えたというだけで、来たかいがあったというものです。

Hを描いて、昼食タイム。くらさんのカレー、美味しゅうございました。ここでも茄子の素揚げが出てまたも涙。この日一日で、たぶん一年分ぐらいの茄子を食ったと思います。午後、お腹がいっぱいになって、調子が出てきたのか、いろんな構想はわいてくるのですが、いかんせん体力が残っていませんでした。地球をひとつ描いて終わりになりました。

試合終了後、幸治さんの軽トラックの荷台に乗せてもらって、村中に点在する他の選手の作品を見て回ったのですが、その作品群もさることながら、栃窪という土地の美しさには感動しました。何度も訪れている栃窪ですが、一つ道を横に入るだけでこんな所があるんだと発見の連続。久稔さんの作品が鎮座する森の奥は、ある種の神々しさを感じ、良一さんのタヌキみたいな熊が描かれた山の麓には、清々しい風がゆっくりと流れていました。

棚田のあちこちで作業をする人々が見られました。中央奥のオレンジ色の作業着が宮部さん。
棚田のあちこちで作業をする人々が見られました。中央奥のオレンジ色の作業着が宮部さん。

さて、肝心の結果ですが、何の賞にもかすりませんでした。くやしーーーい。ホントにぐやじい。まあ決して自慢できるほどのものではないですが、とにかく大きくて迫力あるのになあ、僕の作品は。やっぱり描くの楽だからといってあんちょくにローマ字にしたのががいけなかったのかなあ。あんまり悔しいので、打ち上げの席で酔っぱらって、「来年は僕が優勝しますので、みなさんも腕を上げておいてくださーい!」と高らかに宣言。 大ひんしゅくでした。

いやあ、面白かったっす。最高でした。でも来年は本当に狙っています。優勝カップを村外に持ち出すためには、アウェー人数をもっと増やさなくてはなりません。一人で立ち向かってはやっぱり不利です。ROAD TO THE TOCHIKUBO. 闘いはすでに始まっています。

宮部浩司

優勝作品は、妻への「プレゼント」

地元各種団体の長らによる特別審査員と、一般観覧者による投票の二つを組み合わせて、各種の賞が贈られました。

 

第2位となった『木になる「な」』。上下2つの斜面を使って、大きな木を描き出した。
第2位となった『木になる「な」』。上下2つの斜面を使って、大きな木を描き出した。

午前8時の開会式の後、午後2時まで制作が行われ、続いて特別審査員12人による審査が行われました。
同時に、一般参観者には、全作品を見た上で上位3作品を投票する一般審査も行われました。

両者の合計点で、優勝、準優勝、第3位の選出が行われ、特別賞はそれぞれの賞の授与者によって選出されました。
【優勝】
チーム街道(笛木幸治・笛木柚花)
作品名「プレゼント」

【準優勝】
チーム前田方(笛木俊児、笛木三郎)
作品名「木になる『な』」

【第3位】
日熊良一
作品名「峠の熊」

【千絋賞】
増子正弘
作品名「牛さん」

【すし道楽賞】
笛木真一
作品名「ヤッホー」

【ホテルグリーンプラザ上越賞】
笛木久稔
作品名「祝百寿」

【上越国際スキー場賞】
米山豊
作品名「ぱのらまトンボ」

【朝日新聞社賞】
桑原正文
作品名「おらっちのたっぽはウナギの寝床てだがはは」

約2キロ四方の斜面に散らばる作品を走り回って審査した特別審査員のみなさん。
約2キロ四方の斜面に散らばる作品を走り回って審査した特別審査員のみなさん。

今回もかあちゃんお手製「栃窪ランチ」が大好評!

笹団子やちまき…魚沼の食と関係の深い笹の葉採りと、カヤのジャングルを抜けてのワラビ採り。今回も山の上の集落の暮らしの知恵を学びました。

 

みんなで草をかき分けてワラビを探しました。
みんなで草をかき分けてワラビを探しました。

2008年7月12日(土)、新潟県南魚沼市栃窪集落で、今年度から始まった「山の上のかあちゃんの畑と料理」2限目が行われました。今回は笹の葉採りとワラビ採り・ワラビごっつぉ(=ごちそう)づくりを教わりました。
首都圏から大人5人、4歳7歳の姉弟がやって来ました。10時に集合し、講師の桑原祐子さんの田んぼへ。
天気は雲りときどき小雨。涼しい空気の中,ワラビ採り、笹の葉採りを教わり、畑見学もさせてもらいました。
昼食は、畑の脇でいただきました。今回も栃窪で収穫された野菜の数々…鶏の南蛮漬けなど手の込んだおかずから、キュウリや大根の漬け物のようなシンプルなだけにむずかしい一品、冷や汁などなど。参加者からは「おいしい〜!!」と言う声が何度も聞かれました。
午後からは、笹の葉をきれいに拭いたり、採ってきたワラビの下処理を教わったり、アク抜きした後の料理のデモンストレーションが行われました。その後は試食をしながら料理のポイントや山菜のお話などを伺いました。

畑では参加者が祐子さんの説明に興味津々。
畑では参加者が祐子さんの説明に興味津々。

参加者のアンケートには、「食にこだわることは豊かなことだと知った」「自然と共存して生きる事の心地良さを思い出した」「1つ1つの作物の味がとても濃くおいしかった」などのコメントが綴られていました。

次回/3限は8月23日(土)、夏野菜の収穫や料理、大根の種まきをする予定です。この大根は、4限(11月1日-2日)に収穫できればと思っています。お楽しみに!

ここだけのワラビ採り

ワラビと言えば、ゼンマイやコゴメ(コゴミとも)と並んで有名な春の山菜です。今この時期に採れるのは、標高の高い栃窪と言えどもごく限られた場所だけ。本当に特別な時間でした。

 

 ワラビ採りをした田んぼ。まわりは林に囲まれていて、ひとつの「世界」のような場所です。
ワラビ採りをした田んぼ。まわりは林に囲まれていて、ひとつの「世界」のような場所です。

連れて行っていただいた祐子さんの田んぼは、土地改良がなされていない…つまり土木工事で整えていない、いろいろな形をした「昔のままの田んぼ」でした。
畦の斜面では、大人の腰ほどにものびた草をかき分けると、食べるのにちょうどよい、葉が広がる前のワラビが顔を出します。日陰のものほど茎の色が茶色く、それがおいしいワラビだと教わりました。
一方、子どもたちはカエルやバッタに夢中!!今の時期はオタマジャクシから大人になったばかりの小さいカエルがピョコピョコ、ピョコピョコ…数えきれないほど飛び跳ねています。「カエルだ〜!」「あっまたカエルだ〜!!」「あっまただ〜!!」…子どもたちの無邪気な声がとても微笑ましく響いていました。虫のついでに草むらの中でキイチゴも発見し、味見してみる場面もありました。

 このワラビはどうだろう?手当り次第に採るのではなく必要最小限に抑えて採ることは、自然のものをいただくマナーです。
このワラビはどうだろう?手当り次第に採るのではなく必要最小限に抑えて採ることは、自然のものをいただくマナーです。

溝切り始まる

溝切りの筋がはっきり分かる「オーナー田んぼ」
溝切りの筋がはっきり分かる「オーナー田んぼ」

暖かな陽気に支えられ、稲は30センチ前後にも生長してきました。一部では、「溝切り」が始まっています。

田んぼの稲はどんどんと生長しています。水不足もようやく回復の兆しです。早い時期に田植えを終え、途中で水が切れることもなかった「オーナー田んぼ」は、順調な成育です。

稲は株がどんどんと太くなり、茎の本数は20本以上になっているように見えます。

田んぼには、溝が切ってありました。
収穫時にコンバインが入ってもぬかるまないように、田んぼを固く締めるための作業だそうです。同時に、稲も水を抜くことで、さらに水を求めて根を深く伸ばすので秋に稲穂を付けた際に倒れてしまう「倒伏」を防ぐことにもつながるということです。

いったん水を切った後は、これまでのように水をずっと張り続けるのではなく、水をかけてそのまま放置し、乾いたらまた水をかけるというサイクルに入るとのことです。

田んぼのはじっこでは、アヤメがきれいな花を咲かせています。
田んぼのはじっこでは、アヤメがきれいな花を咲かせています。

前回の大豆の様子は?

前回大豆の苗を植えた見晴らし最高の畑に、今回もお邪魔しました。

 前回植えた大豆の苗が、いまはこんなに大きくなりました。
前回植えた大豆の苗が、いまはこんなに大きくなりました。

 

 新しい芽もしっかりついています。
新しい芽もしっかりついています。

周りには、土から20㎝くらいの高さにぐるりと糸が張ってあります。これはウサギよけで、この糸より内側にウサギが入ろうとすると、耳がちょうど糸に当たるので入って来られない…というしくみになのだそうです。